内容説明
古代文明の遺物・戦車で竜を駆る「機甲狩竜師」を目指すトウヤたちに、王竜種・バハムートが棲まうと噂の「雲海の塔」の攻略の命が下る。その旅の途中で、未知の戦車を駆るエルフたちと出会うのだが――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
王なる竜が住まう雲海に聳える塔で、エルフが駆る戦車と出会う今巻。―――過去に残した悔いを越え、空を泳ぐ魚を狩れ。サツキの過去に触れ、笑顔と仲間達との絆で乗り越える今巻は、孤独に、だが誇り高く生き抜いた一匹の王なる竜を仲間に、空を泳ぐ魚が如き災禍を狩る中、世界が少しずつ見えてくる巻でもある。混じり合う竜達が地に満ちる中、命すら誰かが創造できるというならこの災禍は、誰が何の為に。謎は加速する中、大きな戦果を上げたトウヤ達の道の先に待つ災禍とは。新たな戦車も見つかる中、どう進むのか。 次巻も楽しみである。2017/02/21
サケ太
7
戦車とエルフ、仲間の過去。メインキャラたちの掘り下げ。とんでもないドラゴン。おっぱい。おっぱい。おっぱい。なかなか楽しい。2017/03/04
Sleipnirie
4
いつもの賑やかなノリに加えて、人物とか世界の謎とかラブコメ的展開とか、えらく掘り下げててて、盛り上がってきたなあと思ってたら次で最終巻。2017/07/18
ジャッキー
4
今回も比村先生のおぱーいが凄かった。ソシテ戦車ハドコ…? バハムートのデザインがやっぱりかっこいいなと思うと同時に、FFの影響力の大きさたるや。みんなのアイドルラングちゃんの活躍や期待の大物ティーガーのチラ見せ。もっとドンパチしてくれ~2017/02/21
菊地
3
ヒロインの掘り下げを行い、諸兵科連合の可能性を提示する、明快な意図を感じる巻だった。ただ主人公は『自家用戦車を所有する「戦車バカ」なのに砲塔の使い方を他人に教えて貰うまで気付かない』1巻から「にわかオタク」の印象が未だ拭えず、好感度が低い。「戦車バカ」と言われながらも技術的知識に乏しく、「戦車モノ創作物」について熱弁するフィーネに「オタク」キャラとしても食われてる。 この巻では「説教・説得」という主人公らしい「役割」は与えられてるけど、主人公がいないシーンも多いように役割以外の部分で存在感が薄い。2017/05/06