小学館新書<br> 老いが怖くなくなる本(小学館新書)

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小学館新書
老いが怖くなくなる本(小学館新書)

  • 著者名:和田秀樹【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 小学館(2022/06発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098254057

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内容説明

老いることはつらいことなんかではない。

 年を取り、老いていくことへの不安は誰にでもある。
 定年後に第2の人生が始まるといっても、老化によって体が衰え、頭の働きも鈍っていくのであれば、不自由になること、できなくなることが増えていくのではないか。人生100年時代といわれる現代、長生きはできても、人の世話になって生きる不自由な期間が増えるだけなのではないか。第2の人生のスタートからゴールまでが長くなればなるほど、老化は、より切実で心配な問題になってくる。
 認知症、がん、脳卒中、心臓病、さらには金銭問題。長い老後を「老い」とともに生きる私たちに不安の種は尽きない。長生きなどしなくていいという声さえ聞こえてくる。
 しかし、そこには大きな誤解がある。高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり医療現場で高齢者とじかに接してきた著者が解き明かす「老い」の実像と、幸せな老後へのヒント。幸せな老いとみじめな老いを分けるものとは? いつまでも若々しく元気な高齢者がやっていることとは?
 認知症は恐れるに足らず。健康寿命を延ばす秘訣は“恋”にあり。老年医学の第一人者が人生100年時代の幸せな生き方を伝授する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パフちゃん@かのん変更

32
絶対、認知症になりたくないけれど、人の名前が出てこないとか、同じ話をしてしまうとかあるある。心配。老人性うつ病は認知症と症状が似ているが、症状が急に表れる。認知症はじわじわと進む。朝、日光を浴びて15~30分歩く。老人こそタンパク質(肉、魚、卵、大豆製品)をたくさん摂るべき。歩くことで骨の老化が抑えられる。スクワットはとても良い。新しい体験を日々重ねる(前頭葉の刺激)1日1発見!を日課にする。いつものじゃないメニューを注文する。日記をつける.対人コミュニケーションは最高の脳トレ。笑うのが良い。2022/09/26

terry

1
人生100年時代とは、早死にするか認知症になって死ぬかとの事。若いころにあった様々な差や優劣も80歳を越えたら結局平等になる。和田さんは臨床医としての経験が深いだけに、この言葉に深く納得してしまった。65歳で現役を退いたらくよくよせずに人生を楽しもうという和田さんの主張に何だか嬉しくなってくる。2023/11/23

ドンベイ

1
要所に示唆に富む言葉がございました。認知症に脅える必要はない、鬱にだけは気をつけろ、タンパク質・太陽の光・歩くことの重要性、好奇心、恋愛感情の力、肉食のススメ、スクワット推奨、前頭葉を刺激するためにブログを書く、がん治療の見極め、笑いの効用、ちょい太が最高、現役時代の価値観を手放せ、幸せだと感じよう、老後は我慢解禁、杖やオムツを受け入れよう、生涯現役を目指そう、財産は自分の人生で使い切れ!2023/05/14

シュウヘイ

1
さっと斜め読み2022/09/11

神谷孝信

1
老いは怖いままだが、歳をとるにつれどう対処すべきか考えさせられた。42022/07/16

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