内容説明
本書はタイトルからもお分かりいただけるように、2017年10月に発売された『残念な鉄道車両たち』、2020年3月に発売された『もっと残念な鉄道車両たち』につづく第3弾になります。ほんのちょっと時代がずれていれば、名車と呼ばれたかもしれない実力を秘めた車両たちが、どんな顛末をたどったのか、運に見放されて「残念」な結果に終わった車両たちは、とてつもない魅力を放つ車両たちです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
79
国鉄「C62」蒸気機関車に始まり、「国鉄鉄道連絡船」に終わる。「あなた、それ、車両ではないですよね?」と言うネタまで使っているので、もうこのシリーズは終わるのではなかろうかと思う。今回は昭和後期から最近のJR各社のクルーズトレインも俎上に載せられている。嘗ての国鉄は特急などについては「我が国中間層の生活水準の上を行く」車両を投入していたが、既にその様な車両は無い。何度も何度も言うが、商品開発の難しさと、10年~15年先を考えた車両開発いや、商品開発は極めて困難であるというほかない。2022/04/29
Francis
12
「残念な鉄道車両」シリーズと言うのが出ていたんですね。実はこれが初見で前2冊は未購入。JTBキャンブックスで寺本光照さんが「国鉄・JR悲運の車両たち」を出していて、一部重なる。こちらの方が一般向けで読みやすい。いずれの車両にも池口さんの鉄道への愛が伝わってくる。川島令三氏のような無茶も言ってなくて好感が持てる。2022/05/08
siomin
3
過去の鉄道車両のなかで,初めの意図とはかけ離れてしまった車両を紹介する3冊目。正直,ネタ切れなのかどうなのかわからないけど,日暮里舎人ライナーやら成田エクスプレスやら,車両の問題ではない部分で考察していたのが気になりました。ところどころで斜陽化し利用者に夢を提供できていない鉄道について嘆く記述がみられ,その切り口は関心があるので,車両と絡めるのではなくそれで一冊をお願いしたいところです。2022/07/23
竜玄葉潤
2
ちょっとずれてきたのと、愚痴が増えたのが残念。2023/02/02
Takahide✈Yokohama
1
前シリーズを読んでいないのだが、本巻では設計思想が残念という車両は少なく、性能を十分に発揮出来ず(or廃止までにしゃぶりつくすことが出来ず)残念という車両が多い。中にはキハ32の様に何が残念なのか分からない車両も。シリーズ末期でネタが切れたの?2022/08/10
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