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中公クラシックス
学問のすすめほか

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  • サイズ B40判/ページ数 265p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784121600424
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1230

目次

学問のすすめ
学問の独立
丁丑公論
瘠我慢の説

著者等紹介

福沢諭吉[フクザワユキチ]
1835~1901。明治の思想家、教育者、慶応義塾の創立者。中津藩士福沢百助の次地として生まれる。1854年長崎に出て蘭学を学び翌年大阪の緒方洪庵の適塾に入門。58年藩命によって江戸出府、中津藩中屋敷に蘭学塾を開く。59年横浜に遊び蘭学の非力を痛感、英学に転向。60年咸臨丸に乗り込み渡米、62年にはヨーロッパ6カ国派遣使節の一員となるなど洋行体験を重ねる。66年『西洋事情』を著しベストセラーとなる。72‐76年『学問のすすめ』、75年『文明論之概略』の傑作をのこす。『福翁自伝』も名高い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うぃっくす

3
学問のすすめ、学問の独立、丁丑公論、痩我慢の説、が収録。難しくてわかっていないところも多々あるんだけれどいま読んでもなるほどと思うし(読まないだろうけど)子供に読んで欲しいなと思ったわ。前に自分が読んですごく感動した武士道的封建制度をぼろくそに批判してる気もするけどまあいいのよ。実学(文字、そろばん等)、地理学、窮理学(物理)、歴史、経済学、修身学をして独立してかしこい国民になれ、それがいい国をつくる、みたいな理論なのかなと。今まで何をして今何をして今後は何をするべきか点検してわたしも生きたいな。2020/09/05

pellco

0
固そうな本だと思って読んだ。確かに文章は読みやすくは無いが、当時の学者らを痛烈に批評したり、比喩の用い方もユーモアがあって思わず笑ってしまった(笑)自分の意見を述べる際に、赤穂四十七士のみならず孔子らも批判していく姿勢は恐れ入る。文明開化の時期にあった日本を真の独立した国として前に進めていくため(他の諸事にも多岐にわたって言及している)には、学問が如何に重要であるかを説いている。現代に置き換えても全く遜色ない、むしろ現代をこそ思わせる内容に驚く。※まだ「学問のすすめ」以外は未読2016/07/10

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