内容説明
大正末期、すぐれた作品を発表し、西条八十に“若き童謡詩人の巨星”とまで称賛されながら、26歳の若さで亡くなった金子みすゞ。その生涯と作品の全貌を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
18
5年生用のブックトークの選書の打ち合わせを担任の先生とした時に、3学期に金子みすゞさんの単元があるので読みやすい本を用意して欲しいと頼まれました。詩集・絵本・伝記絵本と選書したのですが、まず自分がもっと詳しく知っておかないと…とこちらも借りました。50年以上埋もれていた金子みすゞさんの512編の詩、著者の矢崎さんがいらっしゃらなかったら私たちは出会えなかったでしょう。巡り合うべきして出会った矢崎さんとみすゞさんの想いは、今の世の中で多くの人々に知って欲しいと思います。2020/12/10
Nwshina
12
二時間半ほどで読了。かの有名な詩人金子みすゞの生涯を辿った本。僕は詩集しか読んでこなかったけど、詳しい話が知れたとても良い本だと思う。詩を書くに至った経緯が事細かに記されていて、とても深く様々な感情を呼び起こしている。『お父さんは見えないけれど、いつもみんなのそばにいて、ちゃんと見ててくださってるの、守ってくださってるのよ』…金子みすゞの母の言葉。父親が亡くなった際にかけられた言葉は、有名な詩へ刻まれるほど印象的だったんだろうなぁ。なんだか複雑な気持ち。分厚いから集中力が必須。童謡詩人を追う、回顧の一冊。2022/01/17
209
7
この人は歴史に埋もれさせてはいけない、と真剣に思いました。彼女の聡明な人柄からこんなに柔らかく、優しい詩が生まれてくるのだとも。それだけに晩年、特に母となってからわずか四年足らずで生涯を閉じなければならなかった事が残念でなりません。百年後の今、こうしてみすゞさんの人生に触れることができて本当に、本当によかったです。2012/10/26
エディン
6
著者矢崎氏は、金子みすゞを捜し求めて16年、弟正祐さんに出会い、みすゞの512編の詩の書かれた3冊の手帳を手渡される。50年間眠っていたみすゞの詩が世に出たのである。家業の本屋の店先で大好きな本に囲まれ詩作にふけった幸福な日々、詩を作ることさえも夫から禁じられる不幸な結婚、愛娘を守らんがための自死。女性が家や社会に翻弄される時代の中で、静かに自分の運命を生きようとするみすゞの生き方がけなげである。近いうちに、仙崎の金子みすゞ記念館へ行って、みすゞの歩いた道を歩いてみたいと思います。2011/05/13
弥生
2
金子みすゞの生涯を知る上でこれ以上の本はないと思います。2010/06/20
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