公務員が人事異動に悩んだら読む本

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公務員が人事異動に悩んだら読む本

  • 著者名:岡田淳志
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 学陽書房(2022/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784313151376

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内容説明

「また異動できなかった」「あの部署に異動したい!」「なんで自分がこの部署に?」――。
公務員にとって最大の関心事の1つ「人事異動」をめぐる不安・不満・モヤモヤに、ベテラン人事がアドバイス!
異動のロジックとリアル、各部署の仕事内容と求められるスキル、異動とうまく向き合いながらキャリアを築くコツがわかる!

目次

第1章 ベテラン人事が教える 公務員の異動のリアル

1 異動内示日のそわそわ感、その正体とは?
2 自治体の人事異動には4つの理由がある
3 知っておきたい人事異動の仕組み
4 配置換だけではない、自治体の人事異動の5パターン
5 あなたは今、どっち? 人事異動されやすい・されにくい職員の特徴
6 そろそろ? まだまだ? 異動のタイミング
7 引き抜き・玉突き・厄介払い!? 人事異動の理想と現実
 COLUMN1 初めての異動でいきなり「派遣」!

第2章 各部署の業務を押さえよう 自治体の仕事マップ

1 辞令1枚で「ゆりかごから墓場まで」、転職に等しい公務員の異動
2 まずは各部署の「事務分掌表」をチェックして、組織を理解しよう
3 課・係単位の「大部屋主義」、個人の職責が曖昧な公務員の仕事
4 仕事に人をつけるか、人に仕事をつけるか?
5 仕事ができる先輩から、求められる職員像を描く
6 総務系から事業系まで、各課の「求人票」をイメージしてみよう
7 「自律性」「多様性」の軸で自治体の仕事を捉える
 COLUMN2 総務系部門へ異動して感じる悩みとは?

第3章 公務員が知っておきたい キャリアの基礎理論

1 「登山型」と「トレッキング型」、自治体職員のキャリアはどっち?
2 人生そのものを描く「ライフ・キャリア・レインボー」
3 「プロティアン・キャリア」で社会・公務員を取り巻く変化に対応する
4 「キャリア・コーン」を意識して進むべき方向性を考える
5 「六角形モデル」で適性を理解する
6 「キャリア・アンカー」で譲れない仕事観を確認する
7 「キャリア・サバイバル」で個人と組織の要求をマッチさせる
8 「キャリア・トランジション」で公務員の転機を乗り越える
 COLUMN3 キャリアコンサルティングのすすめ

第4章 異動・昇任という転機を活かす 自己理解のポイント

1 「キャリアの棚卸し」で、公務員としての経験・スキルを見つめ直す
2 「キャリアチャート」で自分の感情を可視化する
3 強み・弱みを整理し、自分を活かせる職場、仕事を考える
4 「WILL」×「CAN」×「MUST」の掛け算で仕事を考える
5 人事の仕組みを理解し、異動・昇任に備える
6 自己申告書では、自分の強みをアピールして希望部署を伝える
7 上司との面談では、これまでの「貢献」を伝える
8 上司・職場からの信頼なしに、異動もキャリアも成り立たない
 COLUMN4 係長昇任という、転機に対する不安

第5章 仕事の意義・やりがいを見出す ジョブ・クラフティング

1 異動希望が通ったら、一日も早く業務内容をキャッチアップ
2 不本意な異動のときに気持ちを切り替え、リセットするコツ
3 ジョブ・クラフティングで「働きがい」を生み出す
4 前例・慣習にとらわれず、仕事の「やり方」や範囲を見直してみる
5 役所の内外を問わず、他者との「関わり方」を変えてみる
6 自分なりに仕事の意味付けをし、業務の「捉え方」を変える
7 モチベーションを自己調整し、自己効力感を高める
 COLUMN5 出戻り職場で成果を上げるコツとは?

ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

30
べ、べつに悩んでなんかないんだからね!(この言い回しほんと見なくなったなぁ)。現役の人事担当者の書ということでさすがの説得力でした。異動希望適当に書いてしまいがちだけどこれからは一回落ち着いて書くか。点と点を線にする(意味付ける)っていい考え方。2022/08/01

kei-zu

16
執筆は、現役の自治体の人事係長(課長補佐)。すべての希望を叶えることができない「人事異動」に関し、組織としての期待と個人に対する心構えを説明する。 役所における人事の仕組み、異動・昇任をどのようにとらえるべきか、人事への効果的なアピール方法、異動先での取り組み姿勢などなど。 キャリアコンサルティング資格を持つ著者の説明の内容は、「悩んだら読む本」の題にふさわしい。 人事異動の時期だけでなく、仕事の振り返りの意味でも、通年にわたって読んでおきたい1冊。2022/03/25

kesu

2
人事異動内示を目前にして自分自身の気持ちを整理したくて読んだ。課の業務でも「六角形モデル」で適性を考えることが有効という話は新たな発見だった。異動希望が通らない場合には人事担当がよくない、人事担当が現場を見ていないと批判しがちである。しかし組織としては「ジグソーパズル」なため机上で異動が決められるのは致し方ない。今の課でどれだけ自分の人柄、功績が認められるよう努力したか。異動の如何に関わらず、与えられた役割をどう自分にとってプラスに解釈できるかという心持ちが大切なのだと感じた。2022/03/21

とし

1
人事異動の時期になり、積読していた本を読んでみた。自分のキャリアについてある程度見えてきた年齢になってきたが、自分がやりたかったこと、やりたいこと、職場から求められているものの妥協点がどこにあるのかなんだと思う。 著者は休業して、大学院で学ばれ、その知見も含まれているので大変興味深く読ませてもらった。2024/03/16

Go Extreme

1
公務員の異動のリアル: 4つの理由がある 人事異動の5パターン 引き抜き・玉突き・厄介払い 自治体の仕事マップ: 1 辞令1枚 事務分掌表 大部屋主義 自律性・多様性 キャリアの基礎理論: 登山型とトレッキング型 ライフ・キャリア・レインボー プロティアン・キャリア キャリア・コーン キャリア・トランジション 自己理解のポイント: キャリアの棚卸し キャリアチャート ジョブ・クラフティング: 働きがい 自己効力感 キャリアデザイン: 自治体職員=安定の概念 越境経験 ありたい姿 キャリア・オーナーシップ2022/05/07

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