内容説明
世界の自然や文化のちょっと気になる疑問を解き明かす世界地理の入門書です。「ヨーロッパとアジアの境界はどこ?」「人種って何?」「イスラムの女性が全身を覆う衣服を着るのはなぜ?」など、よく考えてみると意外と知らない事柄を、広く深く掘り下げながら明らかにしていきます。地理の好き嫌いにかかわらず、様々な知識が得られて楽しめる内容です。きっと毎日のように目にする世界のニュースの理解も深まるでしょう。読んで納得、知って役立つ地理のおもしろさが詰まった一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
253
著者の宇田川勝司氏の現在の肩書は、地理教育コンサルタント。本書は、地理に関するちょっとした疑問(全部で44)について解説してゆくというスタイルをとる。短いものだと2ページ、長くても6ページといった分量なので、説明の簡略化はどうしても避けられない。例えば、末尾が"ia"となる国が多い理由だが、たしかにロシアをはじめ、ルーマニア、ブルガリア、マケドニア、バルト三国などたくさんある。全部で40もあるそうだ。語源的には古代のギリシャ語やラテン語に起源を持つらしい。かつてはゲルマニアやブリタニア、ガリアなども⇒2026/04/03
たまきら
45
なるほど日本地理が面白かったのでこちらも。もう最高です。ていうか、自分がこういう切り口から学ぶのがやっぱり好きな人間なんです。徹底的に自分が納得いくまで、他の人は「そこまで知る必要ある?」っていうところまで。まあいわゆる疑い深い使徒トマスの系譜なんです。いやいやそこで終わらせないでください!というものも多く、自分の次の勉強のきっかけももらえました、面白かった!2026/03/26
ちゅんさん
42
社会の中で一番地理が苦手だ。なぜか興味が持てなくて面白くない。でもこの本は地理の小ネタがたくさんあって面白かった。これを学生の頃に読んでたら少しは地理が好きになったかもしれない。2021/06/22
あきあかね
19
日本地理の姉妹編。「黒海ってホントに黒いのだろうか?」「イギリスを「イギリス」と呼ぶのはなぜ?」「毎日、風呂に入るのは日本人だけってホント?」など意外な思い込みを解消してくれる面白さは変わらない。「イギリス料理はホントにまずいのか?」という問いでは、気候風土や宗教的事情、産業革命の影響など多角的な視点からの分析がなされ、興味深かった。世界地理は、自身の属する社会を相対化し、視野を広げてくれる。人が生涯で訪れることのできる国々に限りはあるが、世界地理を学ぶことで身につけられる知識·知見は無窮である。2022/08/18
有理数
17
世界の地理に関する雑学・豆知識を、気になる疑問に答える形で書いてゆく一冊。「南米とラテンアメリカの違い」「オーストラリアとオーストリア、似ている国名の理由」「ソーセージといえばなぜドイツなのか」「カスピ海はなぜ"海"なのか」…など「普段は気にも留めることはあまりないけど、立ち止まると理由や経緯が不明な地理のこと」を分かりやすくまとめている。他「北欧デンマークにはスキー場がない」「アメリカでドラえもんが放映開始されたのは2014年」など、意外な情報がいくつもあり、そのどれにも理由があることを学んだ。2020/06/09
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