内容説明
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毎夜、世界各地で目に見えない賑わいが繰り広げられている。世界的に著名な写真家アート・ウルフが、普段は闇に包まれている美しい光景の待つ、不思議な旅へと誘う。動物、人間、自然が織りなす夜の世界を、美しい構図で記録した。
モロッコの夜市の喧騒、バリのファイヤーダンサー、オーストラリアのアウトバックに見られる崇高な星の軌跡。南極の氷の上に沈む夕陽、東京の夜のストリートレーサー、ブラジルのカウボーイとの夜明けのコーヒーなど、私たちの多くが眠っている間に命を吹き込まれた世界を垣間見ることができる。
目次
まえがき(ラスキン・ハートリー)
序・光あれ(デビッド・オーウェン)
1章 星々と影
2章 夜に生きるもの
3章 夜を抱いて
4章 光の照らすもの
撮影データ
謝辞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
169
動物、人間、自然が織りなす夜の世界の写真、世界的に著名な写真家アート・ウルフの作品集です。オススメはモアイと満天の星空でした。 https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/22/041400013/2022/05/23
けんとまん1007
57
こころが落ち着く。時間の流れが、ゆるやかになる。夜は、決して暗くはないのは、実感している。自宅にいて、夜、外へでることがある。月夜の時、星空の時はもちろん、漆黒の闇のような時は、ほとんどない。光だけでなく、音や空気(振動)、風への感性が高くなるからだろうか。2023/07/10
ぶんこ
45
お気に入りさんの感想を拝見して楽しみにしていたのですが、あまりの夜の迫力が凄くて怖い。ページをめくると、新たな怖さが迫ってくる。唯一好きだったのが砂漠とラクダの写真。ウルフさんの感性が鋭すぎる。夜は怖いと再認識。2022/07/25
ひめありす@灯れ松明の火
26
ニューヨークの塔,ヤギ使いの老人と子供,ピンクの白夜,ケチャ。世界は美しい物で溢れている。2022/07/10
高宮朱雀
18
夕方から夜をテーマにした写真集。自分の想像していた内容とは違ったけれど、疲れ切った日の就寝前に見たら、良い夢が見られそう。 暮色、星の輝き、炎の温かさ、時々現れる人の表情と照明、そのどれもが夜の優しさを引き立てているように感じた。2022/06/05