メディアワークス文庫<br> 水の後宮2

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メディアワークス文庫
水の後宮2

  • 著者名:鳩見すた【著者】
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  • 特価 ¥390(本体¥355)
  • KADOKAWA(2022/05発売)
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  • ISBN:9784049144109

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内容説明

大河の水面に煌めく蒼の宮城。その後宮で皇太弟・文青の密偵を務める宮女・水鏡は、姉の死の真相を追っている。
 ある日、皇帝が寵愛する貴妃の懐妊の噂が舞い込む。だが対立する皇太后はその妊娠を認めなかった。さらに「懐胎は偽りなり」という扇動で宮中は大きく揺らいでいく。
 王家にうごめく闇に迫る中、互いの距離を近づけていく文青と水鏡。しかし全ての黒幕の目論見が明らかになった時、二人は再び分かたれて――。
 水に浮かぶ後宮の美しきミステリー第二弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

36
今回で完結かな?落ち着くところに落ち着いた気がする。2023/03/17

よっち

35
皇帝が寵愛する董貴妃の懐妊の噂が広まり、しかし対立する皇太后はその妊娠を認めず、「懐胎は偽りなり」という中傷により宮中は大きく揺らいでゆく第二弾。董貴妃の懐妊は本当なのか、そしてその父親は誰なのか、そこから続く殺人事件や盗難事件。王宮も揺れる調査を進める中、皇太弟の文青と密偵を務める宮女・水鏡の関係は、身分違いや思わぬ事実も判明したりでなかなか難しいものがあって、見事に一連の事件の真相を解き明かしてみせた結末にはほろ苦さも感じましたけど、障害も少なくなかった二人に悪くない落とし所が見つかって良かったです。2022/07/12

ぐっち

26
怒涛の展開、姉の死の真相、菫貴妃の妊娠、伏線回収、そして意外な黒幕。なるほど!駆け足でしたが納得の展開でよかったです。今回も狸才人と黄宮調が癒し。パリパリの春巻き食べたくなりました。2023/04/01

よっしー

24
続いて続編も。黒幕探しに奔走する様子は前回と変わらず…ではあったのですが、今回は一気に皇族の登場人物も増え、大混乱。系図か相関図がほしくなりました。解決への1歩を踏み出してからの展開は早く、ついに黒幕も明らかとなり、結果としては大団円なのでしょうが、複雑な気持ちにもなりました。自分の大切な人の為に…と始まった行動がエスカレートしてしまい、大切な人や我が身を滅ぼしてしまう。難しいとは思いますが、分相応…が大切なのでしょうね。2023/04/28

tomtom

20
あれよあれよという間に片付いてしまった。もう少しいろいろ読みたかったような。水鏡の食いしん坊ぶりや急に甘えてみたりするところは楽しかった。呼び名がいくつかあったり、血縁関係がややこしいので家系図が欲しくなった。2022/09/20

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