内容説明
揺れ動く世界のなかで、何が変わり、何が根づこうとしているのか。モルディブ諸島からフィリピン、イベリア、アルゼンチン、延吉などの海峡のはざまから考える。海を行き丘の陰にくつろぐとき、そこで接する普通の人々の生活に、何か素直に肌で感じとれるものがある。民衆のホンネをくみあげるカラー文庫。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ういきゃさん
0
写真家と2人でどちらかと言うと当時の後進国を巡ります。現地の女性を買う行為を売国奴と呼び、ひたすらニヒルに純粋に旅して行く姿に共感を覚えます。フィリピンの花売りの美しい娘の将来を案じ、タクシー運転手との値引き交渉「so what?」等、フォトが旅の雰囲気を補足してくれます。外国に行きたくなる一冊です。
ヨン・デル
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1980年代半ば、写真家とともに世界の辺境を旅した記録。こういうものは同じ時代、ところ変わればこんな生活が、というのが面白いのだが、30年前経ってしまっているのがちょっと残念。そんな中、唯一と言っていい先進国への旅であるフランス・パリで学生時代のことを引き合いに自分自身について書いている部分が一番興味を引いた。2018/01/22
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