青騎士コミックス<br> 音盤紀行 1

個数:1
紙書籍版価格
¥792
  • 電子書籍
  • Reader
  • 特価
  • ポイントキャンペーン

青騎士コミックス
音盤紀行 1

  • 著者名:毛塚了一郎【著者】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 特価 ¥396(本体¥360)
  • KADOKAWA(2022/05発売)
  • カドコミ2025夏【電子版】第2弾! ポイント25倍フェア(~8/21)
  • ポイント 75pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047370906

ファイル: /

内容説明

祖父の遺したレコードの秘密、禁制のポップ音楽を扱う地下レコード店、近未来のダイナーにおかれた古びたジュークボックス。レコードに込められた記憶と想いを辿る短篇集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

66
一枚のレコードのむこうにはドラマがある。祖父の遺したレコード、禁じられた音楽への思い入れ、国境を越える海賊放送などなど、半世紀前の世界を背景に、レコードをめぐる青春の物語が展開される。CDやデジタル配信の時代をも乗り越えて、過ぎ去った時代のメディアだったはずが、今やその存在感によって地位を取り戻しつつある。あれは単なる音楽の入れ物ではなかった。音に変換する原理は簡単だが、専用の機械がないと再生できない。そんな間接性も、物語に奥の深さを生み出すのだろう。細かな線のタッチがノスタルジックな世界によく似合う。2022/12/27

1959のコールマン

56
☆5。表紙でピピッときた。XTC、Howlin' Wolf、Ornette Coleman、It's A Beautiful Day、Zombies、ムーンライダーズ・・・。早速購入して中身を読むとQuatermassがいきなり出てきたり、中身の無いレコードがByrdsの「The Notorious Byrd Brothers」だったり、むむ。おぬし、できるな(何がだ)。これでブラックミュージック系、ジャズ系を網羅していたらなあ、なんて思ったりして。あと、船での海賊ラジオは60年代が中心じゃなかったかな?2022/08/13

天の川

43
レコードをめぐる短編5話。祖父の遺したレコードの謎(『本なら売るほど』っぽい話)、自由な国の音楽を聴けない国の密売レコード店、サイクロンで足止めされた人気グループが楽器店の少年とのセッション(ビートルズのルーフトップコンサートを彷彿とさせる)、禁じられている国に音楽をラジオで届ける海賊ラジオ船、ダイナーのジュークボックス…時代や場所を越え、さまざまな音楽がさまざまな人の心を動かす。楽しみなシリーズが増えて嬉しい♪2025/08/12

ワッピー

35
千石の無人古書店「ムジンレコーズ」で邂逅。祖父の遺産であるレコードから始まる麻耶奈の旅、旧連邦の思想統制と音楽ヘの渇望、禁断の音楽を鉄のカーテンの向こうに届ける海賊放送船、意外なセッションなど、レコードへの愛と渇望の5つの物語がどれもニクイ。CDが出たころはレコードは絶滅すると言われていましたが、今も命脈を保っている「音盤」の魅力と生命力には感嘆しきり。細密な絵と音盤愛と自分の心に鳴るBGMが心地よく、音盤界隈のご近所にある、とても危険なオーディオ沼をまた覗いてみたくなりました。くわばら、くわばら。2023/01/03

akihiko810/アカウント移行中

33
世界各国の、レコードやレコード屋にまつわるオムニバス漫画。7.5/10点  実際のレコードが出てくるのかと思いきや、架空の国、架空のレコードがでてきたので少し戸惑った。海上から海賊ラジオを流す「違法ラジオ船」なんてアイデアは面白いと思うけど(こんなのあるんだ!と心躍ったが、作者の創作だろう、さすがに)。 「青騎士」らしい緻密な画で楽しませてくれるが、とびぬけた作品ではない2024/03/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19629403
  • ご注意事項

最近チェックした商品

 

同じシリーズの商品一覧

該当件数3件 全てにチェックを入れる/全てにチェックをはずす