食道・胃・十二指腸ESDの基本とコツ - 部位別・シチュエーション別の治療手技・戦略を伝授

個数:1
紙書籍版価格
¥11,000
  • 電子書籍

食道・胃・十二指腸ESDの基本とコツ - 部位別・シチュエーション別の治療手技・戦略を伝授

  • ISBN:9784758110747

ファイル: /

内容説明

上部消化管ESDの最強攻略本!必須知識やITナイフを中心とした基本手技,若手内視鏡医から集めた「現場での疑問」をエキスパートが解説.近年内視鏡治療が増えてきた十二指腸病変の治療戦略・考え方もカバー.

目次

第1章 内視鏡治療をはじめる前に
1.内視鏡治療技術の習得
2.患者への説明(術前)

第2章 内視鏡治療に必要な機器・器具・薬剤
1.鎮静・セデーション
2.治療用スコープの種類と選び方
3.局注針・局注液の種類と選び方
4.ナイフの種類と選び方
5.クリップの種類と選び方 効果的な使用法とは
6.高周波装置の設定
7.アクセサリー,その他
8.切除標本の取り扱い

第3章 食道の内視鏡治療
1.食道癌の内視鏡治療適応
2.食道EMRの適応と基本手技
3.食道ESDの基本手技
4.食道ESDの部位別・シチュエーション別テクニック
1 頸部食道病変
2 全周切除が必要な病変
3 筋層欠損例
4 線維化病変
5 食道静脈瘤合併例
6 CRT後の局所遺残再発に対するサルベージ内視鏡治療
7 バレット食道病変
5.狭窄予防と狭窄後のマネージメント
6.トラブルシューティング
1 術中に条件が悪化したときの対応
2 出血への対応
3 食道ESD穿孔
7.治癒切除基準,サーベイランス

第4章 胃の内視鏡治療
1.胃癌の内視鏡治療適応
2.胃ESDの基本手技
3.胃ESD の部位別・シチュエーション別テクニック
1 接合部
2 胃底部
3 胃体上部大彎
4 胃体下部大彎
5 胃角部小彎
6 幽門前部,前庭部
7 潰瘍瘢痕・高度線維化合併例
4.クリニカルパス
5.トラブルシューティング
1 出血への対応
2 穿孔時の対応
6.治癒基準,サーベイランス
Column:有茎性胃病変に対する内視鏡治療

第5章 十二指腸の内視鏡治療
1.自然史,生検による経過観察
2.D-CSP(十二指腸cold snare polypectomy)
3.Underwater EMR
4.十二指腸ESD
5.D-LECS(十二指腸腹腔鏡・内視鏡合同手術)
6.縫縮の必要性と縫縮方法
7.乳頭にかかる病変・切除後の胆管膵管ドレナージの意義
8.十二指腸トラブルシューティング
Column:家族性大腸腺腫症(FAP)での十二指腸病変の対応