小林快次監修 新・恐竜骨格図集

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小林快次監修 新・恐竜骨格図集

  • ISBN:9784781620862

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内容説明

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「サイエンスとアートの垣根を超える。世界の恐竜ファンが待ちわびた一冊」(小林快次氏・監修の言葉より)

不朽の名作『恐竜骨格図集』(G・ポール)から四半世紀、恐竜復元は今なお進化を続ける──。国際的な評価を受け、数々の学術論文や専門書に掲載されるG.Masukawa氏の骨格図が、恐竜復元に新たな風を呼ぶ。世界的な古生物学者・小林快次氏の監修のもと、日本の古生物界をリードする土屋健氏が編集協力。恐竜骨格図の新たなスタンダードがここに。恐竜ファンのみならず、すべての人類の好奇心を揺さぶる1冊。

【監修の言葉(小林快次氏)】
「本書の特徴は、その正確性にある。発見された恐竜の骨を、形や寸法を忠実に再現し、それを骨格図として恐竜に息を吹き込む。私は、2019年にカムイサウルスを命名した。その際、G.Masukawa氏に復元画を描いてもらった。その時、「研究をもとに骨格を復元すると矛盾点がある」と指摘を受けた。復元することでわかる恐竜の新事実。ある意味カムイサウルスの研究は、私たち研究チームとG.Masukawa氏の二人三脚で完成されたものとも言える。サイエンスとアートの垣根を超えた瞬間である。本書で描かれている恐竜たちも、カムイサウルスのようにG.Masukawa氏の正確性を基に復元されたものである。復元画は、言葉を超えた表現であり、伝える力は極めて大きい。世界の恐竜ファンが待ちわびた一冊である。」

【目次】
はじめに
監修の言葉
恐竜の時代
本書における骨格図のポイント
恐竜の夜明け

■鳥盤類
 装盾類
  剣竜類/鎧竜類
 周飾頭類
  堅頭竜類/原始的な角竜類/進化型の角竜類
 鳥脚類
  原始的な鳥脚類/やや原始的な鳥脚類/進化型の鳥脚類/ハドロサウルス類

■竜盤類
 竜脚系類
  原始的な竜脚形類/原始的な竜脚類/ディプロドクス類/原始的なマクロナリア類/ティタノサウルス類
 獣脚類
  原始的な獣脚類/ケラトサウルス類/スピノサウルス類/メガロサウルス類/アロサウルス類/メガラプトル類/原始的なコエルロサウルス類/コンプソグナトゥス類/原始的なティラノサウルス類/進化型のティラノサウルス類/オルニトミモサウルス類/アルヴァレズサウルス類/テリジノサウルス類/オヴィラプトロサウルス類/スカンソリオプテリクス類/トロオドン類/ドロマエオサウルス類/アヴィアラエ類

索引
参考文献

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

157
図書館の新刊コーナーで見つけて読みました。 昔から恐竜は好きですが、骨格図集を見るのは初めてです。 よく見ると恐竜の末裔が鳥類である気がしてきます🦕🦖🦕 https://www.eastpress.co.jp/goods/detail/97847816208622022/07/19

たまきら

31
96年に日本で出版されたグレゴリ−・ポ−ルの「恐竜骨格図集」。明快に描写された骨格と肉付けに、当時大興奮したのを覚えている。この本を見た瞬間にあの時の興奮がよみがえってきました。しかもこちらではどの標本を参考にしてイラスト化したのかが明確に表記されており、曖昧さが回避されている。ステゴサウルスの喉を覆う皮骨はコロラドで見たが、太ももへの点在は見落としていたなあ。スピノサウルスの復元も最新版でうっとり。復元図は美しい。けれども徹底された観察と確かな証拠による骨格図は、もっと美しい。秀逸!2022/09/13

フク

16
#読了 ダイナソー小林監修。 見つかっている部分、欠損がある部分、未発見の部分がそれぞれ塗り分けられており、とてもわかりやすい。堅頭竜類の頭骨に欠損があるのは当時何してたんだろうと強く興味を引かれる。 カムイサウルスが見開きでどーん!と掲載されているのは感動する。 図書館2023/01/26

つちっち

12
3DCGやVRもあるのに、なぜいまだに二次元図かと言うと、全体像を一発で理解できるから、という事らしい。 骨格は見つかった骨だけだから、スカスカのもあるけど意外とわかるもんだ。筋肉量や皮膚の厚みは分からないと言いながらもシルエットが描かれているのは、大きなお節介。 博物館へ行きたくなった。2022/08/23

金監禾重

9
素晴らしい!普通、恐竜図鑑で恐竜の復元図を見ても、どこが骨が発見された確実性の高い部分で、どこが近縁種から類推した部分で、どこが根拠が薄い部分か、文章で補足されないとわからない。それが本書ではすべて描き分けられている。図鑑では当然の「ほぼ根拠なく想像した色」も完全に排除されている。ただストイックすぎる欠点もあり、文章があまりに少ない。側面観、上面観しか無いので形態的特徴がわかりにくい場合がある。またそれぞれの大きさがわかりやすいとは言えない。2024/01/01

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