新制度派経済学入門―制度・移行経済・経済開発

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新制度派経済学入門―制度・移行経済・経済開発

  • ISBN:9784492312889

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内容説明

経済発展、経済移行、経済開発になぜ制度が重要なのか、理論をやさしく解説しながら、その理論を韓国、中国、旧社会主義国などに適用して説明したテキスト。

目次

はしがき
謝辞
表図一覧
第1章 序論
第2章 従属論と新古典派成長理論
第3章 コースの定理:制度とのつながり
第4章 制度と経済成長:静学的ケース
第5章 制度と経済成長:動学的ケース
第6章 制度の創造者としての国家組織
第7章 社会主義から資本主義への移行
第8章 移行におけるポーランドとロシア
第9章 制度と経済発展
第10章 メキシコと韓国の開発
第11章 中国の移行と開発
第12章 結論
訳者あとがき
用語一覧

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

好奇心の横断歩道を渡る!

2
新制度派3冊目。制度が以下にして取引費用と技術進歩のインセンティブに影響するか、多角的な視点から例を交えつつ書かれる。たまに「それは違うだろ」って思うとこもあるけど、ほとんど全面的に受け入れた。翻訳本っぽい読みにくさも特に感じなかった。良い本だと思う。///限定合理性とか経路依存性とか、不確実性を下げる機能としての制度とか、ポスト・ケインズ派と似てる部分は多い。共通のルーツが多いから不思議ではない。ただ、絶妙に融合させづらい。”費用”の概念の違いとか、効用の概念に頼る理論かそうでないとか。2025/02/12

Ayumi

1
原書を読んだ。多分これも英語で読んだ方が分かりやすいかもしれない。やっぱり基本的に経済に関して勉強するときは英語の方がいいのかも。2014/07/31

0
新制度派経済学の話なりがあり、コースの定理の説明があった。数式などは特になく、悪い経済のパフォーマンスの持続として、経路依存性について述べられている。後半はメキシコ経済のインフォーマルな部分やアジアにおける銀行制度、中国のトラブル、ロシアの政治などについての説明もあった。2015/07/13

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