先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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先生、犬にサンショウウオの捜索を頼むのですか!―鳥取環境大学の森の人間動物行動学

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806715382
  • NDC分類 481.7
  • Cコード C0040

出版社内容情報

大好評、先生!シリーズ最新刊。自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。大好評、先生!シリーズ最新刊

ヤドカリたちが貝殻争奪戦を繰り広げ、
飛べなくなったコウモリは涙の飛翔大特訓、
ヤギは犬を威嚇して、
コバヤシ教授はモモンガの森のゼミ合宿で、
まさかの失敗を繰り返す。

自然豊かな大学を舞台に起こる
動物と人間をめぐる事件の数々を
人間動物行動学の視点で描く。

はじめに

ホンヤドカリは自分の体の大きさを知っている!?

洞窟に落ちていたキクガシラコウモリの子どもを育てた話

ヤギの認知世界、イヌの認知世界
草を食べるか動物を食べるか……それが問題だ

帰ってきたカスミサンショウウオ
大学林につくった人工池で3年後に起こったこと

また飛べるようにならなきゃ野生にもどれないんだぞ!
心を鬼にした涙のコウモリ大特訓

大学前の交差点でアナグマの家族と出合った話
N先生は見ていた!

オーストラリアのフルーツコウモリ
国を超えて相互理解を深める貴重な時間をもったのだ

モモンガの棲む森でのゼミ合宿と巣箱の話

小林 朋道[コバヤシ トモミチ]
1958年岡山県生まれ。 岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。 岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。 2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。 専門は動物行動学、人間比較行動学。

著書に『絵でわかる動物の行動と心理』(講談社)、 『利己的遺伝子から見た人間』(PHP 研究所)、 『ヒトの脳にはクセがある』『ヒト、動物に会う』(以上、新潮社)、 『なぜヤギは、車好きなのか?』(朝日新聞出版)、 『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』 『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』 『先生、子リスたちがイタチを攻撃しています!』 『先生、カエルが脱皮してその皮を食べています!』 『先生、キジがヤギに縄張り宣言しています!』 『先生、モモンガの風呂に入ってください!』 『先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!』 『先生、ワラジムシが取っ組みあいのケンカをしています!』 『先生、洞窟でコウモリとアナグマが同居しています!』 『先生、イソギンチャクが腹痛を起こしています!』(以上、築地書館)など。

内容説明

自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。

目次

ホンヤドカリは自分の体の大きさを知っている!?
洞窟に落ちていたキクガシラコウモリの子どもを育てた話
ヤギの認知世界、イヌの認知世界―草を食べるか動物を食べるか…それが問題だ
帰ってきたカスミサンショウウオ―大学林につくった人工池で三年後に起こったこと
また飛べるようにならなきゃ野生にもどれないんだぞ!―心を鬼にした涙のコウモリ大特訓
大学前の交差点でアナグマの家族と出合った話―N先生は見ていた!
オーストラリアのフルーツコウモリ―国を超えて相互理解を深める貴重な時間をもったのだ
モモンガの棲む森でのゼミ合宿と巣箱の話

著者等紹介

小林朋道[コバヤシトモミチ]
1958年岡山県生まれ。岡山大学理学部生物学科卒業。京都大学で理学博士取得。岡山県で高等学校に勤務後、2001年鳥取環境大学講師、2005年教授。2015年より公立鳥取環境大学に名称変更。専門は動物行動学、人間比較行動学。これまで、ヒトも含めた哺乳類、鳥類、両生類などの行動を、動物の生存や繁殖にどのように役立つかという視点から調べてきた。現在は、ヒトと自然の精神的なつながりについての研究や、水辺や森の絶滅危惧動物の保全活動に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Willie the Wildcat

66
(誤解を恐れず言えば)”趣味”の延長線上の仕事。羨ましいなぁ。随所に”好き”が溢れる日常。「人生は大きな苦と小さな喜びの連続」とは言い得て妙。同感。カラー写真の数々は、著者の”心の癒し”であり愛情に溢れる。学びも多々。中でも、”貝”関連。右巻き?!やホンヤドカリの家探し実験などなど。読後、子供に早速ドヤ顔で語った。(笑)M君への無茶振りは玉に瑕だが、コウモリ”イクメン”やアナグマ観察に垣間見る集中力に、著者の研究者としての熱意を感じる。笑いながら読み終え、気づくと学び!?という一冊。2017/10/23

Rin

56
【図書館】コウモリの飛行訓練がとっても愛らしい。そして、研究のために一時的にでも大学で暮らすコウモリは、環境が変われば筋肉も弱ってしまう。人が与える影響の大きさを痛感する。今回も変わらないのは小林教授。アナグマには警戒されず、生き物以外に対する記憶力には❓️が。失敗に学び、経験を武器に学生たちと共に、コウモリやヤドカリ、ヤギにモモンガとの関わりが語られていく。そうして動物たちの認知世界を少しだけ学ぶことができました。軽快な語りに読了後は、ついつい小林教授のブログを読みに行ってしまいました。2019/07/01

鱒子

52
図書館本。シリーズ 11作目。相変わらず面白いです。生き物と生徒を愛する小林先生が素敵です( ˆᴗˆ ) このタイトルの「犬による捜索」の結果は、犬を飼っている方ならすぐ予想がつくと思います(^◇^;) そして今回も小林先生の写真の腕前は、なかなかヒドイです。 特に161ページのアナグマときたら(^Д^;) いや、いい写真もありますよ。半々くらいかなぁ。2017/08/05

いちろく

49
見かけたら、つい手に取ってしまうシリーズ本の一つ。大学内の研究内容の報告だけでなく、ありのままの日常を描いてくれている所が読んでいて面白い。また、研究報告系によくある様に結論や考察を重点的に描くのではなく、それまでの工程や結果を詳しく描いてくれている点も面白い。今回は、ヤドカリが背負う貝殻についての内容が特に興味深かった。どうなるのだろう?とワクワクしながらページを捲れる本は読んでいて楽しい。2017/07/23

ばんだねいっぺい

40
 タナカさんが作ったからタナカ池(笑)。人工池を作るのはたぶん、男のロマンのひとつ。木を引っくり返すとサンショウウオが出てくるのは、羨ましい環境。コウモリのことを初めて、可愛らしく感じた。ヤドカリの貝殻に対する目利きぶりに関心。2017/07/14

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