内容説明
都会の喧騒を離れた埼玉県青空市。プロ野球選手の夫をもつ春子さんは、つつましくも幸福に暮らしていた。
そんな平和な日々に事件が!?
白いパンジーを捨てた男性の秘密とは?
球場に来る風変わりな女性の正体は?
「まきゅう」が表す本当の意味は?
鮮やかな謎解きと春子さんの人柄に癒される連作ミステリー。
〈解説〉吉田伸子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
78
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2023/07/post-f24ff7.html 主人公の春子は、プロ野球の妻で元看護師。この春子が探偵役で、夫の拓郎はワトソン。二人とも、とても感じのいい夫婦でした。続編があったらいいのに。2023/07/20
papako
59
アンソロジーで一編読んでいるみたいですが、全く記憶無し。1.5軍の捕手の妻春子さんが、日常の謎を解くんですが、なかなか重い謎です。最後はかなり前向きな雰囲気で終わります。作者はシリーズ続きそうだと書いていますが、どうなの?また春子に会える?ベイビーは?2022/05/30
はつばあば
57
プロ野球選手の妻なんて知り合いにいない。派手なイメージしかない野球選手と綺麗なアナウンサーたちの結婚や離婚騒動を「またか」と聞き流してきた。こんなにもスポーツ選手って大変なんですねぇ。怪我をしたらお終いだし、自分より上手な選手が現れたら表舞台には立てませんもんね。奥さんの春子さんも一年のうちに何日もいない亭主を選手として喜ぶべきか、妻としちゃ寂しいですよね。それにしても大谷選手って年間80億も稼ぐそうですが・・。景浦 安武・あぶさんのキャッチャー版のような春子さんの亭主、拓郎さんいい味が出てます。是非2023/04/08
たるき( ´ ▽ ` )ノ
52
Kindle Unlimitedにて。プロ野球選手の妻ってすごいなぁ・・・。アスリートを支えていくのって、ものすごい労力がいるよね。拓郎がとても素敵な人だから、一生懸命支えたくなるんだろうな♪義務感でやっていけるほど甘くなさそうだし。2023/03/28
nemuro
47
唐突に思い付いて出掛けたJRでの「富良野〜札幌〜函館」間の小旅行(1泊2日)。乗継が4回で往復の乗車時間は13時間余り。そんな至福の列車旅での持参本。帰路、「函館」発13時31分の札幌行き「特急北斗13号」の車中にて読了。柴田よしきは意外に読んでいて20冊。樋口有介(28冊)、松岡圭祐(23 冊)、村上春樹(21冊)に続き堂々の4位。「プロ野球選手の妻は家事と謎解きに大忙し」な春子さんの連作短編が3編。「単行本 2016年8月 原書房刊」。わりと期間を要しての文庫化ではあるが続編に後押しされてと思いたい。2023/03/12
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