光文社未来ライブラリー<br> 子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力~

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光文社未来ライブラリー
子どもは40000回質問する~あなたの人生を創る「好奇心」の驚くべき力~

  • ISBN:9784334770532

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内容説明

好奇心を突き動かしつづけるのは「知識」であり、知識を得るには「労力」が必要だ。いっぽう、幼少期の環境に由来する「好奇心格差」は、深刻な経済格差に発展しかねない。はたして、いま私たちが自分のために、そして子どもたちのためにできることとは? 好奇心がいかに生まれ、育まれ、なぜ人間に好奇心が必要なのかを、多彩な例を引きつつ解明。親、教育者、そして知的意欲に溢れるビジネスマンまで必読のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

テツ

14
「なぜ?」「どうして?」でこの世は溢れている。決して答えの出ない問題、人間という種が滅び去るまで追い求めてもわからない問題、そうしたもので溢れている。ガキの頃は不思議だと感じたらその不思議さをそのまま受け止めていたけれど、大人になるとわかりもしないくせに思考停止して、不思議だという感じから逃避してしまうんだよな。好奇心と探究心を失えば知性はあっという間に鈍化していく。無理なく知識を積み重ね、ありとあらゆるものに対する好奇心を育んでいこう。人生はその方が確実に楽しい。2023/05/28

ともブン

10
好奇心を発揮することで何が起きるのか、そして好奇心を育むための下地には何が必要なのか順を追って知ることができた。「こんな勉強、何の役に立つの?」よく聞く言葉だけど、何十年後かのセレンディピティに繋がるかもしれないよね、と世界的にもゆとり教育を見直す動きがあるみたい。そうして知識を下支えにして好奇心をどんどん育んで行くことで杓子定規的なモノの見方から一歩離れて新たな発見を実現できる、かもしれない。手を動かしてモノを作れる人がなければアイデアも完全にはならないこともよい振り返りになった。2024/01/01

よう

6
図書館本。2023/01/30

k

3
好奇心、最近無いかもな。本屋に行ったら買おうと思ってる本しか見ないしな。少し目的持たずにぶらぶらしてみよう。良い本でした。2023/10/15

みーちん

3
好奇心には目先の刺激に反応する拡散的好奇心と、専門的な知識の積み重ねから起こる知的好奇心があるというのは初耳でした。前者がすぐに興味を失うのは他の記憶と結びつかないからで、蓄積された知識があるほどつながりができて「面白い」になりやすく、知識がさらに蓄積されるのでスパイラル状態になるという説明はとても納得できました。知識の空白の存在に気づくとそれを知りたくなる話や、好奇心の有無はどんな文脈で新しい情報に出会うかによるという一文にも。この本を読むとなぜ同じ本なのに人によって書評に差があるのかがよくわかります。2023/03/08

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