内容説明
新渡戸稲造の『武士道』にも並び評される、日本が世界に誇る名著。明治時代、文明開化・西洋化が叫ばれる中、「唯一茶を通してのみ、西洋と東洋は理解し合うことができる」と、岡倉天心は時代の波にあらがうかのように、日本美術の保護に奔走した。英文で執筆された『茶の本』は、1906年にニューヨークで出版され、東洋、そして日本文化のすばらしさを西洋に広く知らしめることとなった。本書は、世界を見据え、日本人としての気概を持って生きた明治の知識人、天心の会心の作である。
感想・レビュー
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まっさん
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Im interested in the relation to Zen an Taoism. Also the masterpiece awakens what is finesr in us.2016/03/10
ハヌル
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英語で書かれた茶道に関する本。ラダーシリーズ。英単語を制限してリライトしているため、非常に読みやすい。巻末に簡単な単語集も付いている。茶道がいかに日本文化に影響を与えたか、どのように成立したかなどの内容。面白い。2023/03/15
教育
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👍2020/02/23
YI
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98102019/12/12