内容説明
I am a cat. I have, as yet, no name. あまりにも有名な書き出しでおなじみの、『吾輩は猫である』第一章の英訳。教師の家に拾われたのはいいけれど、人間はわがままで変な生き物だ。主人は神経胃弱のくせにいろいろなことに手を出しては失敗しているし、美学者は人をかつぐのを生き甲斐にしている……。猫の視点から人間をユーモラスに、そしてシニカルに描いた文豪夏目漱石の処女小説。本書では、独立した短編として『ホトトギス』に発表され、好評を博したその第一章を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
53
再読。2019/08/09
あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(≧▽≦)
45
英語level2。2018/08/10
犬こ
18
名の無い猫は、名が無いままその人生を過ごす。吾輩は猫であるを英語で。2017/12/19
ヒナコ
13
英語多読学習者むけにリライトされた『吾輩は猫である』。他のレビューでもあるように、使われている単語自体は平易なものの、put on(からかう)やcome up with(思いつく)などの熟語表現が多く、かなり辛い読書になった。猫が拾われた先の「主人」と「美学者」との会話などは、漱石一流の皮肉なのだろうが、これを英語でそのニュアンスの全てを理解するのもなかなか難しく、楽しんで読むには歯ごたえがありすぎた。2023/02/09
Timothy
6
5,940語/ I've just started tadoku and this is my first graded reader. I thought level 2 would be too easy for me, but it was surprisingly interesting and I enjoyed it a lot. There were also a very poetic part and many new expressions to learn. …2022/01/05