内容説明
「若さは文句なしにいいものだ、と思われているが、実はそうでもないらしい」――2021年に90歳を迎えた曽野綾子さん。
<人生には終わりがあるからこそ耐えられることがある>といった著者ならではの含蓄に富んだ言葉に目を開かせられます。
老年を生きるための心構え、真の人間力とは何かが自ずと見えてくるでしょう。
なおかつ若者にも、大切な価値観を教えます。
「人生百年時代」の道しるべになってくれる傑作エッセイ集です。
※この電子書籍は2021年7月刊の単行本『人間の使命』(海竜社)に新原稿を増補した文庫オリジナル版です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
21
長い中断期間を経て読み終わる。曽野綾子さんは中学生の時からのファン。母がファンだった。著作はアンソロジーみたいなもの以外はほとんど全てお金を出して買っている。本書でとくに真新しい情報は、曽野さんが上皇后陛下と聖心女子大の同窓(曽野さんが3歳上)であることは知られているが、まだ皇后陛下時代に、渋谷のジュンク堂で美智子様の書店で立ち読みをしたいという夢を叶えた詳細の記述があることであろうか。別のご著書にもその記述はあるが、訪れたのが一般客もいる開店間もない時間で、ごくわずかの人に見破らた事など。2024/05/05
クリフトン
0
「突然のできごとに対処できてこそ生きる資格のある動物なのだと思うが 今の子供たちは 予定にないこと 予定が狂うこと 予定に危険が含まれていることを避けたがる」-若者よ 心躍る人生を- 「…までにしたいこと」とは つまりそうならないことこそ醍醐味というものだということですね2022/07/11
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