日本現代怪異事典

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日本現代怪異事典

  • 著者名:朝里樹
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 笠間書院(2022/02発売)
  • 冬の読書を楽しもう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/13)
  • ポイント 660pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784305708595

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内容説明

戦前のこっくりさんにはじまり、
トイレの花子さん、口裂け女、ベートーベンの怪などの学校の怪談、
そして2000年前後にインターネット上で登場する怪異たちまで、
主に戦後(昭和20・1945年)の日本を舞台に語られた
一千種類以上の現代怪異を紹介する、怪異ファン必携の1冊!

目次

はじめに
凡例

日本現代怪異事典(1092項目)

【あ】
Rボタン
会いに来る目玉
愛の女神様
青い紙
あおいさん
青い頭巾
青いドレスの女
青いハンカチ・赤いハンカチ
青い船・赤い船
青い目の人形
青いもの
アオゲジジイ
青ぼうず
青・赤・黄の手
赤い糸・青い糸・白い糸
赤い紙・青い紙
赤いクツ
赤い靴の怪
赤い車
赤いクレヨン
赤い爺さん
赤い舌・青い舌
赤いセーターの祟り
赤い世界・青い世界
赤い玉と青い玉
赤いちゃんちゃんこ
赤いちゃんちゃんこ・青いちゃんちゃんこ
赤いチョッキ
赤いちり紙・白いちり紙
赤い月
赤い手袋
赤いドレス
赤いドレスの女
赤い布
赤い沼
赤いバス
赤いはんてん
赤いはんてん・青いはんてん
赤いピアスの女
赤い服と白い服
赤い服の女
赤い服の警備員
赤い部屋
赤いボール・青いボール・黄色いボール
赤いマフラーの女
紅いマント
赤いマント
赤いマント・青いスカーフ・黄色いドレス
赤いマント売り
赤いヤッケの女
赤い洋服・青い洋服
赤いワンピース
赤いワンピースの女の子
赤毛ババア
赤・白・黄色・緑・深緑
赤ズキン
開かずの間
赤手
赤ちゃんババア
赤墓
赤マント
赤マント・青マント
あかりちゃん
赤ん坊幽霊
あぎょうさん
悪魔のメルヘンカルタ
アクロバティックサラサラ
アケミさん
アケミちゃん
あさいしうすえせお
浅川駅
朝の吸血鬼
足いりますか電話
足売りババア
アシオルカ
足喰いババ
足取りジジイ
足取り美奈子さん
足ひきじじい
足をください
足を出しての老婆
足を掴む手
味を見て
小豆ババ
アステカの祭壇
あたご
頭と手と足
姉壁
油すまし
あまがたき駅
アメおばーさん
アメ玉ばあさん
あめふり
あやさん
ありささん
あるき水
歩く女
合せ鏡の悪魔
あわない
【い】
異界駅
生き人形
イケモ様
イサルキ
石女
異次元少年
泉の広場の赤い服の女
異世界に行く方法
イチョウの祟り
イチョウの霊
一尺じいさん
一寸婆
イナクタニシ
狗歯馬駅・厄身駅・なんでおりるれか駅
犬鳴峠
犬鳴村
井の頭公園の首無し幽霊
命を削る人形
今何時ババア
イルカ島
イルカノアシイル
色問蝙蝠
胃を返せ
【う】
ウサギの祟り
ウサギの呪い
ウサギの霊
うさぎババア
牛一頭
丑女
牛女
牛の首
うしろよばあさん
渦人形
歌声ユーレイ
腕をくれ
うばよ去れ
馬人間
馬ばあさん
埋まらない穴の主
海から伸びる手
海からやって来るモノ
海の上の親子霊
海坊主
うりこひめ
うわさのマキオ
【え】
AIババア
エクトプラズム
エツ子さん
NNN臨時放送
えみこちゃん
エリーゼ
エリカさん
エレベーターの女
エレベーターの怪
エンジェルさま
エンピツおばけ
【お】
おあずかりしています
追いかけて来る人魂
追いつかれ階段
おいでおいでおばさん
おいてけ森
おいらん淵
お岩さん
大高先生をおそったほんものの亡霊
大渕小僧
大目玉
おかむろ
オカリヤ様
おきくさま
お菊ちゃん
お菊人形
お狐さんの駅
お経電話
奥多摩の幽霊ライダー
押し入れ小僧
押入れの妖怪
押し入れ婆
おしんさん
おだいじに
お茶どうぞ
踊る巨人
おとろし
鬼ばば
おばけテレビ
お化け電話
オバリョ山の怪女
おはるさん
オフィスわらし
おふろ坊主
オレンジのマット
オレンジの眼の少女
ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

279
マジの辞典。あいうえお順で、90年代以降くらいの怖い話などがまとめられている。著者は1990年生まれと若いが、たしかにこれだけのボリュームを体系的にまとめてあれば、後世の資料的価値はあるかもしれない。読み物としておもしろいものではないけど、年代的に私も著者に近いし、たしかに小学生のころは学校の怪談にはまっていたので、読んでいて非常に懐かしかった。あえて読者を怖がらせるようには作られていないが、それでも読んでいると怖いので、ひとりのときはあまり読めない。。2018/03/16

夜間飛行

165
現代の怪異を集めた三段組500頁の大著。軀を奇妙に捻りながら走る「くねくね」や、芸能人が多く視る「小さいおじさん」など、幻視系の怪異は精神崩壊の兆しとも思える一方、既視感というかユングの集合的無意識や共時性に近いものを感じる。娘の学校で噂のあった天井まで背が届く人の話も載っていた。その人は地面に付くほど長い手を正面で左右に振っていたそうだ。後日(これは私の発見)偶々そこがゴルフ練習場の跡地であると知り、スウィングする姿勢を想ってゾッとした。「カシマさん」など有名な話は時代や地域のバリエーションも愉しめる。2020/06/03

ma-bo

94
戦後(昭和20年以降)の日本を舞台に語られた都市伝説、学校の怪談等の怪異にまつわる話を五十音順に事典形式で紹介。出典となった資料や、語られた舞台や時代、地域がはっきり判明している場合にはその情報まで記載してくれています。明らかに元来個人の創作と判明しているものでも広まっているものは掲載との事。お婆ちゃんに、そしてトイレに関する怪異、怪談多いな😅巻末には類似怪異、出没場所、使用凶器、都道府県別検索出来る様になってる🤣2023/05/01

☆よいこ

70
都市伝説事典。戦後から2000年代位までの都市伝説を網羅した驚異の事典。ネットの噂話から創作小説に出てくる怪異の名称まで一千種以上の怪異を紹介。【類似怪異検索】【出没場所索引】【使用凶器索引】【都道府県別索引】あり。▽長らく積読にしていたが、時々眺めて楽しんでました。この情報量で2,200円とか有り得ないお得感。この本が以前は同人誌として頒布されてたなんて凄い。一般出版してくれてありがとうございます。2018/11/12

へくとぱすかる

68
ここまで多数の項目にわたって怪異話を続けて読んでいくと、いくつかの傾向がみえてくる。何を怖いと感じるかにはパターンがあって、全く新しい話というものは、そうは簡単に出てこない。ただし場所や時期が異なれば、全く同じ話ではなく、少しずつちがった要素が入れ替わったり、付け加わったりする。テクストの確立した世界なら、こんなにヴァリエーションは生じない。口承文芸としての存在の仕方が残っているからこそ、このような事典の生まれる余地があるのだろう。「異界駅」だけでも、有名な「きさらぎ駅」以外に驚くほど多くの例があるのだ。2023/06/27

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