内容説明
たちまち増刷となった『認知症介護を後悔しないための54の心得』に続き、工藤広伸さんの認知症介護術の第二弾! 認知症介護で疲弊しないためにはどうしたら?いろんなグッズや気持ちの持ち方を伝授します!
1章 認知症の人との接し方、コツ編―同じモノをいくつも買ってしまったときのわが家の対処法
2章 認知症の便利グッズ編―ココナッツオイルで挫折したワケとその解決法
3章 認知症の人と社会のつながり編―若かりし頃の「お仕事」は認知症の人の心を最高にゆさぶる
4章 介護者の「働く」と「離職」編―「退職の理由は介護です」といい続けた結果
5章 介護者の心の悩みや苦しみ解決編―認知症のTVや本で悩みの答えが見つからないワケ
おわりに 次なる目標は「“看取りは自宅で」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
18
夫が借りてきた本を先読み。彼のお母さんのために借りたものかな?お母さんに向くかはわからないけれど、知識として把握しておくのはいいかも。2016/09/15
noby
13
工藤広伸さんは東京住まいで遠距離介護中。介護ブロガーとでも呼べばいいのでしょうか、介護フリーライターとして活躍中です。情報が限られる認知症介護に関して、実体験に基づいて様々な情報を発信しています。「しれっと(難しくなく)」介護するのが信条です。 「40歳からの遠距離介護」http://40kaigo.net/ 2017/04/30
スリカータ
2
遠距離介護と認知症の検索ワードでヒットしたのが著者。介護で離職して、現在は講演や執筆、ブログが本業にされている。まだ介護は継続中。明るくは書いているが、やはり読んでいると気が重くなりました。自分はどこまでしれっと出来るか、先の見えない、しかも長そうな介護生活に自問自答しています。2017/12/23
京 遊
1
「認知症介護を後悔しないための54の心得」の後継書。自分も介護者としての経験を重ねたせいか前作に続きサクサク読み進められた。『介護には心技体より体技心』という大前提が大切だと気付き、自分自身も大切にケアすることでより良い介護が出来る、と認識できた。 筆者と同じ遠距離介護を続けていく中、これを読み「ちょっと一服」ができた。2021/09/21
Humbaba
1
若いころに行っていた仕事の記憶というのは、年をとってもはや認知症になってからでも消えてなくなることはない。同じようなことばかり言うと不満を持っていても何も始まらないし、ストレスだけが溜まってしまう。仕事の話をしてみたり、あるいは実際にやってもらったりすればこれほどの能力を持っていたのかと驚くような結果が見られるだろう。2016/09/04