内容説明
同世代の小田和正と比較され「動の小田、静の財津」と言われるなど、物静かなイメージの財津和夫。
本書では、そんな財津が癌や更年期障害を乗り越え、サウンド志向だった過去の自分から脱却し、詞の重要性に目覚めて新たに曲を書き下ろすまでを描き切る。
コロナ禍で苦闘する財津の生き様を通し、往年のファンに勇気を与えたNHK「ザ・ヒューマン」の番組内におけるインタビューを担当ディレクターが全面改稿。
番組未収録エピソードや本書独自インタビューも満載した、財津和夫の現在を描く決定版的一冊。
目次
まえがき
第一章 順風満帆ではなかった音楽人生――その光と影
第二章 ふるさとでの出会い――気づいたことばの力
第三章 新たな挑戦――一〇年ぶりの新曲作り
第四章 コロナ禍で見つけた光――新たな指針に
第五章 詞を書くことで「生まれ変わる」
第六章「人生はひとつ でも一度じゃない」に込めた思い
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
3
ふむ2023/08/14
いのふみ
3
財津さんがサウンド志向だったのがよく分かった。2023/07/12
O-chami
2
2021年にNHK📺️TV放送されたドキュメンタリーを、担当ディレクターが全面改稿し書籍化。 チューリップ時代から~2017年の癌発症~そして復活後の2018年から始まる取材で、コロナ禍の今に至るまでの、自らの衰弱とそれに抗うドキュメント、10年振りの新曲制作の過程と心の有り様が綴られています。 BGMは、チューリップで・・・「青春の影」🎶~「虹とスニーカーの頃」🎶~そして、その新曲「人生はひとつ でも一度じゃない」🎶2022/06/23
johngaraman
1
財津さんの書籍はいつも楽しみに読んでいたので、他者が書く財津さんも読む。いい。 詩作のセミナーあったら参加したいかな?緊張しちゃうだろうな。たいした困難もなくのほほんと過ごしてきてるし沁みるような詩作は難しいだろう。極めて表面的でかつ技法も何一つないんだ。 いまは音源がいっぱいあるし、インタビューもあるし。 たとえば金比羅船船も音源はあるぐらい。私にとって財津さんもチューリップも五十年変わらず現役のBGMなんだよ。2024/12/08
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