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内容説明
※本電子版は、紙版とはコンテンツが一部異なります。掲載されていないページ、記事、写真があります。
のぶみ×武田双雲がおくる、自分の人生を「自分であるために生きる」という新しい解釈の「アリとキリギリス」の絵本。
寓話の中で、死んでいるキリギリスのことをアリのお母さんは「遊んでばかりいるとこうなってしまう」と子どものアリに諭す。幼馴染だったキリギリスと無心で遊んでいた頃を思い出す子どものアリ。
そして成長していくアリとキリギリスは、やがて仕事への生きがいや人生観を、異なる価値観によって分断され、それぞれの道を生きていくことになる。
その後、苦しみや、悲しみ、無力感を感じたとき、立ち止まりふと考える。
「子どものころ、砂場で遊んでいだときは、あんなに楽しかったのに」「人生に苦しみって必要?」という問いかけから、多種多様な人生の選択を超えて、生きることの真理を見出す。
自分の人生を「自分であるために生きる」という意味を改めて考えさせられる、現代に合った新しい「アリとキリギリス」の絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
142
のぶみは、新作中心に読んでいる絵本作家です。 著者版、現代のアリとキリギリス、多様性&個性が大事と言うことです🐜 絵も可愛いですが、勉強にもなります。 https://zasshi.tv/products/16174/2022/03/09
ヒラP@ehon.gohon
19
面白い絵本ではあります。 あの「アリとキリギリス」を深掘して、生きることのあり方まで考えさせてくれます。 でも、細かく描かれた様々なシーンは、真剣味から離れてしまったようで、残念です。 書道家の武田双雲さんの名前があったので手に取りましたが、日ごろ目にする大書ではなくて、小筆で遊んでいるようで、存在感があまりないのにはちょっと驚きました。 「アリとキリギリス」は、アリの生き方とキリギリスの生き方について、色々考えてほしい寓話なだけに、この絵本の取り組みには疑問符が加わります。2022/06/12
雨巫女。@新潮部
11
《本屋》アリの生き方もキリギリスの生き方もそれぞれいいなあ。2022/03/13
ころちくわ
6
書道家の武田双雲とのぶみのコラボです。いまのアリとキリギリスのお話。毛筆と可愛い絵がマッチして楽しい絵本です。「ただじぶんらしくあるためにいきている」本来のお話を知っている大人にこそ響く内容です。 2022/05/11
tocoatoco
3
評判がよくて中を見ずに買ってみました。 ありのままでいいって、もうわかっていてそのように生きてると特に感動はなかったです。 武田双雲さんのあとがきはとても良かったです。 2022/05/16