内容説明
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北朝鮮について米朝関係,日朝関係,南北関係,中朝関係など各国との関係を分析.国際関係研究で用いられる多様な分析枠組みや方法論を用いることで,北朝鮮をめぐる外交・安保・国際関係を多面的に描く.
感想・レビュー
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BLACK無糖好き
17
本書は立命館大学アジア日本研究所「北朝鮮問題に関する総合的研究」の研究成果。北朝鮮研究では外交史や地域研究が主流を形成する一方で、国際関係の理論研究者が計量や分析モデルを用いて事例研究の対象として北朝鮮分析を実施してきた。このような地域研究と理論研究の棲み分けに対して、本書は理論的な思考を持った北朝鮮地域研究の実施を試みている。ソーシャルネットワーク分析や2レベル・同盟ゲーム、ツイッター計量分析など方法論としても興味深い。◇トランプ前大統領の対北朝鮮政策を狂人理論の枠組みで分析した章は注目。2023/04/24
katashin86
1
「理論的」という試みの達成はともかく、他地域との比較や計量的操作化という手法を用いつつ北朝鮮を分析する研究はどれも興味深く読むことができた。2023/04/14