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内容説明
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
◎『りりかさんのぬいぐるみ診療所』シリーズ最新作!
大人気「はりねずみのルーチカ」シリーズのかんのゆうこと北見葉胡コンビの、
心のいたみをいやす物語。
◎りりかさんは、ぬいぐるみのおいしゃさん。
ぬいぐるみだけでなく、ぬいぐるみの持ちぬしの心までいやします。
今日は、小さいころ、かわいがっていたぬいぐるみと
悲しい別れ方をした美和子さんがやってきました。
りりかさんは、自家製のロシアンティーをいれて、呪文をとなえます。
その後、美和子さんは、ふしぎな世界にみちびかれ、
かわいがっていたぬいぐるみとのあたたかいつながりを、とりもどすのです。
「たとえ、ぬいぐるみたちと別れたとしても、かられはちゃんと思い出の中で生きていて、
いつまでもずっと、持ち主だったみなさんのことを愛し続けてくれると、
わたしは信じているんです。」(本文より)
◎”心のいたみをいやす”「わたしのねこちゃん」、
”自分を信じる心をとりもどす”「かなしみのエドワード」、
”大切な人に気持ちを届ける”「モーツァルトの願い」の3話が読めます。
目次
もくじ
〇わたしのねこちゃん
〇かなしみのエドワード
〇モーツァルトの願い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
54
優しい世界。子供が読んでももちろん楽しめるけれど、大人が読むと、より一層心に響くかもしれない。幼い頃に誰もが経験するぬいぐるみの楽しい思い出と、少しの後悔…。そんな気持ちを救ってくれる優しい、癒しの物語。どのエピソードも好きだけれど、ラストのはりねずみが可愛らし過ぎ!2022/05/29
なななお
25
ノスタルジーを感じさせる優しい絵を描かれる北見葉胡さんの絵に惹かれて、借りました。りりかさんは森の奥でぬいぐるみの修理をする診療所を開いています。ぬいぐるみを美しく修理する技術が素晴らしいのは勿論、それ以外にもりりかさんには、高原に咲く花々の力を借りて、そっと優しく、ぬいぐるみ自身や、ぬいぐるみとの悲しい思い出の持ち主を慰めるような、人とぬいぐるみの橋渡しが出来るのです。深く深くぬいぐるみを愛し、触れ、見つめていると自然と出来る様になるのかも知れません。最後にかんのさんといえば…という彼も橋渡し役に。2022/06/12
anne@灯れ松明の火
20
大好きな作品の続編が出た♪ 新着チェックで予約。シリーズ2。りりかさんは、ぬいぐるみのお医者さん。でも、単に汚れや傷を綺麗にするだけではない。お母さんが直した時の縫い目を残したいという希望があれば、そこはそのまま。ぬいぐるみや持ち主の心の痛みにも寄り添ってくれる。3つの話、どれもが優しさ、温かさ、癒しに満ちている。何より嬉しかったのは、表紙にいるリンゴを頭に乗せたはりねずみ! これから読む方、どうぞお楽しみに! 北見さんの絵がいつもながらに素晴らしく、作品の世界観を見事に表現している。2022/05/28
バニラ風味
17
ぬいぐるみの体と心を癒してくれる、ぬいぐるみ診療所。お医者さんでもある、りりか先生は、不思議な魔法も使えるみたいです。訪れた人の話をよく聞いて、どうしたら良いか考えてくれる、そのやさしさにキュンとしました。ぬいぐるみは、愛されるのを待っているだけでなく、持ち主さんの幸せを願っている…そういう考え方、すてきですね。北見さんの絵もかわいいです。2022/07/30
なななお
16
内容を確認したくて久しぶりに読む。作者のかんのさんの考え方なのかな、ぬいぐるみを大切にする子どもや大人の気持ちにとても寄り添ってくれる。ぬいぐるみは子供のためのもの、大人になれば卒業しなければならない…それは誰かの思い込みで、本当はそんな必要はないんだな…と優しく諭してくれます。二章目のアンティークベアのエドワードと杏輔の話が、大人に響く…と言うか大人にこそ響く内容。夢に無理矢理蓋をして、毎日生きている杏輔。夜になるとすすり泣くエドワードを心配して、ぬいぐるみ診療所のりりかのところへやって来ますが…。2024/09/21
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