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内容説明
「俺たちにも才能、あるんじゃね?」
「自分よりすごいやつがそばにいても、差を見せつけられても、それでも絶対めげない才能」
吹奏楽部というだけで、合唱コンクールの指揮者を任されてしまった中学1年生の早紀(さき)。
内気な彼女が、天才ピアニストの幼なじみ、合唱練習に来ないバスケ部のエースなど、個性的なクラスメイトたちとの関わりを通じて自分を解き放っていく。
しかし本番直前、思わぬアクシデントが起こり ……
仲間とともに何かをつくりあげる達成感、悩みもがきながらも「自分らしさ」を模索する中学生たちの内面、みずみずしい人間ドラマをまっすぐに描いた、珠玉の成長物語。
★感激の声、続々!
チームワーク、友情、恋愛を生き生きと描いた、
これは、あなたの物語。
きっと期待に胸が膨らみます。
ーー岡本沙紀(東大王)
迷いや焦りさえも輝き出す。彼らの歌がまっすぐに胸に響いた
ーー宮下奈都(『羊と鋼の森』『よろこびの歌』)
自分らしさを見つけることの難しさと尊さを見つめた青春小説!
ーー朝比奈あすか(『君たちは今が世界』『翼の翼』)
思春期には悩みが色々あるけれど、この物語が大丈夫って教えてくれる
ーーひこ・田中(『お引越し』『ごめん』)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
94
YA。中学1年の合唱大会で水野早紀は指揮者をすることになった。内気で地味な早紀は吹奏楽部という理由だけで選ばれ、クラス練習もまとまりがない。ピアノ伴奏は早紀の幼馴染、井川音心(そうる)が担当。女子バスケ部の金田晴美(キンタ)が仕切って朝練を始める。男子バスケ部の山東涼万(りょうま)と武井岳(がく)は素直に練習に参加できない。合唱大会を軸とした青春物語▽声変わりや成長痛や初潮など、思春期の悩みあり。声や香りや手や後ろ姿にときめいたり、ドキドキしたりする▽爽やかな青春ストーリーがまぶしい。良本2022/07/12
ゆみねこ
79
清々しい感動で読了。おとなしく内気な早紀は吹奏楽部だからという理由で合唱コンクールの指揮者を任される。積極的なキンタや最初は合唱に乗り気にならないバスケ部員の岳と涼万。個性豊かな彼らの等身大の悩みや恋心に、才能豊かな音心(ソウル)のピアノが絶妙なハーモニーを生み出す。中学生の揺れ動く心を描いたストーリーは、遥か彼方の記憶を甦らせる。佐藤いつ子さん、初読み。2022/10/30
ぶんこ
61
中学生のクラスごとの合唱発表会が、こんなにも心躍るテーマとなるとは佐藤さんの手腕でしょうか。吹奏楽部ということだけでクラスの指揮者に選ばれたひっこみじあんの早紀、音痴と言われた幼い頃のトラウマがある晴美。絶対音感があり、ピアノの才に秀でた音心。バスケ部の涼万と岳。4人の男女の心のうちが語られ、一歩進んだところにいる?音心が物語をリードしているようです。片思いの連鎖が青春ですね。モラハラっぽい早紀の父親に、自分の進みたい道をはっきり言えた早紀はすごい。音楽教師に熱意が感じられなかったのは淋しかった。2022/12/08
真理そら
59
タイプの違う中学生5人を中心に合唱コンクールや学校生活への馴染み方、初恋を取り混ぜて描いた作品。5人の男女中学生の初恋の矢印がすべて一方通行になっている点がリアル。入学してみたらやりたい部活がないという子は辛いだろうと思ったり、吹奏楽部の担当楽器はもう少し体格も考えた方が…と思ったりしつつ読了。登場する音楽教師の無気力さにはどんな事情があったのだろうかという謎も残りつつ終わったのはシリーズ化予定だったのだろうか。2024/09/25
モモ
59
中学一年生がむかえる初めての合唱コンクール。吹奏楽部の早紀は指揮者にされ戸惑う。幼馴染のピアノが上手い音心。元気で明るい晴美。バスケ部の涼万と岳を中心にコンクールまでの日々が綴られている。家庭での問題などいろいろあれど、まだ若い中学生たちが一歩一歩成長していく姿がいい。中学生におすすめの一冊でした。2022/07/10




