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内容説明
「スーパーの教科書」と呼ばれた関西スーパーを巡り、阪急阪神百貨店を展開する関西地盤の「エイチ・ツー・オー リテイリング」(H2O)と、関東圏のディスカウント大手「オーケー」は熾烈な争奪戦を繰り広げた。
「関西スーパー争奪戦」として産業界の注目を集めたこの問題は、なぜ混迷を極め、司法判断は揺れたのか。H2Oとオーケーの思惑、争奪戦の教訓、そして「関西フードマーケット」として再出発を遂げた関西最大級のスーパー連合の新たな戦略とは?
争点となった総会での未公開のやりとり、各社長への単独インタビューなども収録。怒涛の200日に迫る。
目次
はじめに
1章 「棄権」が「賛成」に
2章 「スーパーの教科書」
3章 因縁の対決再び
4章 伊藤忠食品の乱
5章 臨時株主総会、想定外の結末
6章 揺れる司法判断
7章 名門再出発
8章 争奪戦の教訓
補論│担当弁護士の視点