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内容説明
なぜ、目先の利益に私たちは振り回されるのか
今、マネジメントのさまざまな側面で起きている大転換は、短期思考から長期思考への転換である。短期で得られる果実を最大化しようとしても、上滑りして持続は難しい。遠いところに視座を置いて、長期で得られる果実の最大化を狙うのだ。
長期視点の経営には、いくつかの共通点がある。
・長期目線の経営は、結果が出るまでは非常識と見られることが多い。
・長期目線の経営は、短期の利益を後回しにするが、短期の利益も追求する。
・長期目線の経営は、短期の利益に振り回されない分、地域や社員の幸福度を高めやすい。
・長期目線の経営は、それを実践する経営者の信念が強い。
・長期目線の経営は、それを継続するための仕組みを構築している。
「長期目線で経営をしている」と経営者がインタビューで答えているにもかかわらず、その会社が短期目線に陥り、経営破綻に至る事例は少なくない。精神論で長期目線を、というのは誰でも言える。「継続するための仕組み」として組み込むことがロングターム・マネジメントである。本書では、短期目線と長期目線の経営の違いを対比させつつ、何を転換すれば長期思考を持続できるかを整理する。
目次
第1章 成功はアート、失敗はサイエンス
~破綻に共通する判断ミス
第2章 ロングターム・マネジメントの事例
~会社と社会の幸福追求
第3章 長期経営に移行するための7つの考え方
~迫る「180度大転換」
第4章 名経営者はいつから名経営者なのか
~非常識の貫き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
成功はアート、失敗はサイエンス―破綻に共通する判断ミス ロングターム・マネジメントの事例―会社と社会の幸福追求: 山万ーユーカリが」を50年かけて開発 フクザワコーポレーションー18歳人口減少率を基にした採用戦略 アイリスオーヤマー新陳代謝を重視し、製品競争力を長期間保持 カワトT.P.C.ー管理職ゼロ経営で雇用を維持 長期経営に移行するための7つの考え方: 中長期の売り上げ→新陳代謝の指標 CS→US 一時的な売買関係→顧客と一体化 一律で効率的に→カスタマイズで確実に 名経営者はいつから名経営者なのか2022/05/09
クリアウォーター
1
★★★★★本書は、短期目線の経営から長期目線の経営とすることの重要性について書かれている。実際に長期目線の経営を行った経営者や企業4社を取り上げて、経営におけるポイントをまとめている。基本的に経営者に向けた内容ではあるが、色々と感じるところは多かった。本書の内容を、今、働いている会社に当て嵌めてみたが、残念ながら、短期目線の経営だと思う。なぜならば、面白くないしワクワク感がないからである。ただ、こうやって評論することは簡単である。正解のない時代において、経営における判断は本当に難しい。経営者は大変だ。2022/05/08
Chisaka
0
長期目線の経営をすることで、成長するよ、という話を雑誌「日経トップリーダー」の連載コラム「破綻の真相」を元に編集者が書いた本。シンプルで分かりやすく、事例が乗ってるのでイメージもしやすい2022/07/09
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