講談社+α新書<br> 2050 日本再生への25のTODOリスト

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講談社+α新書
2050 日本再生への25のTODOリスト

  • 著者名:小黒一正【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2022/04発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065279878

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内容説明

「失われた30年」を取り戻し、財政悪化、少子高齢化を最小限の痛みで乗り切り、
この国の未来を切り開くための具体的TODOリスト25!

人口減少、貧困化、低成長……現代日本の厳しい現実を打破するために
国家がやるべき「たったこれだけ」の改革
・デジタル政府で適正かつ迅速な再分配を
・高齢者向けベーシックインカムを新設
・膨張が続く医療財政を微調整で安定化
・教育改革で人的資本を拡充
・奇策「価値が減っていくデジタル通貨」を有効活用せよ


序 章 「日本病」の正体
「日本はオワコン」か/なぜ日本は変われないのか
第一章 日本を変える「三つの哲学」
コロナで傷ついた日本経済/「日米金利差」の悪夢/中国・韓国に追い越される/絶望の「高齢貧困」問題/介護難民があふれる「二〇二五年問題」/日本を蝕む「人口減少」「貧困化」「低成長」
第二章 デジタル政府で何ができるのか
高所得者ほど税金が安い?/「デジタル政府先進国」スウェーデンの凄さ/「働き方の多様化」に対応できない
第三章 本当に必要な社会保障改革
日本の不都合な真実「世代間格差」/「高齢者の四人に一人が貧困転落」の衝撃/基礎年金を「高齢者向けベーシックインカム」に/「老後二〇〇〇万円」に不可欠な「年金ダッシュボード」/「病床数が多いのに医療難民が発生した本当の理由/公的保険の「不透明なお金の流れ」
第四章 日本はまだまだ成長できる
地方活性化の切り札「地方庁」/「ケア・コンパクトシティ」構想/「情報銀行」で競争力を取り戻す/「データ証券化」で遅れを挽回する/教育格差を解消する「所得連動型ローン」
終 章
「財政の安定化」から逃げてはならない
「インフレで赤字解消」は本当か/「価値が減っていく通貨」が赤字を解消?/日本経済の真の実力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

訪問者

2
TODOリストについては、これはどうかと思うようなものも入っているが、全体としてまとまった提言になっている。2050年か、果たして生きているのだろうか。2022/11/26

bittersweet symphony

1
極論するといかにも脱藩官僚らしいマイナンバー紐づけに代表されるような個人情報一元管理による所得分配のシステムが唯一の解決策と言っているように読めてしまうのが辛いですね。著者の本筋である世代会計議論はやはり読み応えのある部分、人口減少から導かれるプライマリーバランスの悪化傾向に対してはじつはあまり打つ手がないことをMMTへの否定的な評価などで逆説的に示してもいる。2022/06/15

chiro

0
人口減少・貧困化・低成長と日本を取り巻く課題は数十年前から語られながらこの国の特性とも言える「先送り」によりこれを解決する手立ては講じられず、そればかりか自民党が政権維持をのために「シルバー民主主義」を継続させることで若年世代は社会的な問題に対するリテラシーの低さと30余年に及ぶ低成長からの意欲の低下と相まってその課題がより重くのしかかってくる結果となっている。著者は経済学者として特に財政の面からこうした政府のあり方を問題視して改善策を提示し続けている。ここでも新たな財政再建のアプローチが提言されている。2022/04/28

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