- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
М&Aの専門家には「両手仲介会社」と「片側アドバイザー」がいます。シンプルに言えば、両手仲介会社は売り手・買い手からの「両手取り」をする「仲介者(ブローカー)」、片側アドバイザーは売り手・買い手どちらかから「片手取り」となる「助言者(アドバイザー)」です。
近年のМ&A業界において、「両手仲介会社」による問題は深刻であると、筆者は指摘します。売り手と買い手の双方と契約し、両者から手数料を受領するのが両手仲介会社です。売り手は「少しでも高く売りたい」、と同時に買い手は「少しでも安く買いたい」と考えるのは、М&Aにおいて極めて自然なことです。しかしながら、その両者の味方をしようというのが両手仲介会社です。これには構造上の無理があり、「利益相反行為」だと言われても仕方がないケースも見受けられ、ここ数年はその弊害が目に余ることもあると筆者は語ります。
本書は、最近よく出版されるような事業承継や、中小企業М&Aに限定したノウハウ本ではありません。専門家の視点で、近年のМ&Aについて知っておくべきことを、網羅的に記しています。そのため、世間の注目を浴びた事例を紹介するとともに、急速に存在感を高めている「投資ファンド」についても詳しく触れました。
М&Aを検討する時、専門家の協力を仰ぐにせよ、事業承継を行おうとしている企業オーナーや、М&Aについての理解が十分ではない一般のビジネスパーソンにとって、必要な知識や理論武装をするために一助となり、示唆に富む一冊です。
目次
第1章 中小企業庁が発信した「中小M&Aガイドライン」の波紋
第2章 会社を売るなら片側FAによる「オークション」を検討せよ
第3章 「会社の値段」はどのように決まるのか
第4章 知っておくべきM&Aスキーム
第5章 「投資ファンド」を活用したM&Aは是か非か
第6章 M&Aで失敗を避けるために、何をすべきか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
ロバーツ
-
- 電子書籍
- 【電子版限定特典付き】赤き覇王 1 底…
-
- 電子書籍
- 機動戦士Zガンダム Define【分冊…
-
- 電子書籍
- 生きかえった花嫁【分冊】 2巻 ハーレ…
-
- 電子書籍
- リコーダーとランドセル【分冊版】254…
-
- 和書
- まほうの絵本屋さん




