内容説明
国家鎮守の神社の継承である巫女・神楽には、使命がある。
けれど、幼いころに出会った「初恋の君」がいつか迎えに来てくれると信じて生きてきていた。
そうして、迎えが来ぬまま18歳になる成人の日を迎え、神の化身たる「竜」の贄となり身体を捧げるという使命を果たすことになってしまった。
美青年の姿をした「竜」に身体を暴かれ、三日三晩の初夜の儀式どころか、毎日身体を求められ、時間を問わず淫らな儀式が続いた。
高圧的で独善的な彼に対し、当初は反発を覚えていた神楽だが、本来の「竜」は寡黙で優しい人物だということを知っていく中で、次第に心惹かれていく。
さらに「竜」の言動からもしかすると「初恋の君」ではないかと思っていた矢先、「初恋の君」だという青年が現れる……。
愛する女性のために「人」であることを捨て、神の化身たる「竜」になった青年と、その贄である巫女の物語。
『清廉なる巫女は、竜の欲望の贄となる(4)』には「朝月の章(後日談) 第一話 七夕の夜に」~「結」までを収録
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