内容説明
ファッションは変化することで普遍を目指す。『物欲なき世界』の著者が綿密な取材で描く、激変するファッションの現在とこれから。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Francis
11
猫町俱楽部藝術部5月の課題本。コロナ禍でのファッションの在り方についてなど、とても面白く読めた。読書会も盛り上がりそうである。ファッションは服をデザインすることだけではなくて他にも色々語れるんだ、と言う事が分かって良かった。2022/05/22
はるき
9
コロナ禍におけるファッション関連のあれこれを対談+考察する面白い本。衣食住に数えられるのに何だか軽く見られがちなファッションを定義し直す新しい視点。2025/06/08
まこ
8
コロナになってから店頭で服を買うことが減った。ファッション業界に身を置く著者の様な人達もそれを感じて、ショーや雑誌の作り方にこの状況を利用した工夫をする。ショーやモデルの敷居が低くなり、自分の考えを表現する場として前以上に機能する。その分、絶対的な存在がいなくなるジレンマ2022/05/06
saorino
2
過去においても素晴らしいファッションデザイナーは挙げればキリがないが、私にとって一番強烈だったのは、やはりシャネルだ。コルセットからの解放という思想、それまで常識とされた価値観への反逆は世界に強烈なインパクトを遺したし、あれを上回る価値観の提唱は今後出てこない気もする。あとは、再構築を提唱したマルジェラも大好き。概念から覆してくる独特のスタイルで、真似事はできてもだれにも真似できない。時代とともに変わっていくファッションが、私はこれからも楽しみだ。2025/06/26
わし
2
「比較的早い時期に成功を収めて、永遠にその成功が続くと思っている人がいるだろう。それはファッションにおいては最悪だよ。永遠に続くものはないんだ。いついかなるときも、あらゆる変化に対する準備をしておかなければいけないんだ」。「人生は美人コンテストじゃない。知性は長持ちする。若さと美しさは1シーズンで終わる」(カール・ラガーフェルド)。『香水 ある人殺しの物語』。『タイムレス』『オリジナリティ』『レヴォリューショナリー』(石岡瑛子)。「時分の花をまことの花と知る心が真実の花になお遠ざかる心なり」。2025/05/13
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