人形～ヒトガタ～（１）

著者名：白崎メオ【著】

講談社（2022/04発売）

• ISBN：9784065275962

内容説明

周囲から隔絶された山村で巻き起こる因習と殺人。
壮絶なホラー&サスペンス！！

ある日、親友の千代が忽然と姿を消した。
彼女は閉鎖的な【人形村】に連れ去られてしまったという。
千代を取り戻すため、モカは単身【人形村】へと乗り込むが
村にはそこかしこに“人形”が溢れかえり、
決して外の人間には知られてはいけないおぞましい因習が今もなお残っていた。
村の人間は閉鎖的でモカが訪ねても誰も千代の居場所を教えてくれない…。
果たしてモカは親友を助け出すことができるのか？
現代日本の地方を舞台にした、絶望の物語が今幕を開ける。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かなっち]

『周囲から隔絶された山村で巻き起こる因習と殺人、壮絶なホラー&サスペンス!!』というあらすじに惹かれて手に取りました、有難い無料版です。閉鎖的な【人形村】に連れ去られてしまった親友を取り戻すため、単身【人形村】へと乗り込んだヒロインの物語でした。おびただしい人形の数に、生贄を求める謎の存在のおんぎょうさま。かなり残酷な描写にホラー好きとしては興奮しましたが、ヒロインのおバカさにはイライラしました。だって、鈴が禁忌って言ってるのに、いつまで経っても携帯から外さないですし。逃げる際には何かしら踏んで、音を→

2023/01/25

[もここ]

導入があっさりし過ぎてる気はするけど、閉鎖的な田舎＆伝奇ホラーは好きな系統。でも自分からそんな危ない場所帰る？という謎。拉致の方がまだ分かるような？風習どころか実害ありまくりだし、村外に逃げて生き延びられるならどんどん逃げ出して廃村になりそうだけどなぁ。

2022/12/16