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内容説明
終戦直後の小豆島を舞台に,母のない子どもたちと,子のない母であるおとらおばさんがくりひろげる,あたたかい人間愛の物語。
(※本書は1976/5/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
21
戦争というものの残酷さと、残された家族の大変だった日々を改めて考えました。 父親や子どもを戦争で失い、残された人々はそれでも懸命に生きていかなければなりません。 小豆島という土地の温厚な風土と、壺井栄のユーモア感覚を持ってしても、心悲しい現実を感じます。 昔のこととして封印してはいけない物語だと思いました。2021/07/04
なんちゃん
1
戦後貧しい中でもたくましく生きる人たちがいて、そして私たちがいるんだなぁと思いました。貧しい時代にも関わらず、ほんわかするような、悲壮感がない 明日を見据えている人たち。毎日の生活の大切さを改めて感じました。2016/10/20