内容説明
世界史とは壮大な“家族ゲンカ”の歴史である?!カロリング家、ブルボン家、ホーエンシュタウフェン家、ハプスブルク家、ロマノフ家、プランタジネット王家…… 「王家の相関図」が頭に入ると 世界史を変えた事件・出来事の真相が 面白いようにわかる! 流れがつかめる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
37
図書館本。複雑に絡み合っているヨーロッパの王室を軸にした世界史。おおよその流れはわかってきたが、フランク王国からカペー家へと続いていくあたりやイングランドのノルマン王家の歴史の知識が足りないなと実感した。2023/03/15
takakomama
7
ヨーロッパにある10王室が、ローマ帝国系かヴァイキング系かというのは、新鮮な視点でした。それぞれの国の国益、思惑、宗教対立などが複雑に交錯しています。領土の奪い合いや国の統一、勢力争いがめまぐるしいです。敵の敵は味方。手段を選ばず、何でもありです。 2022/09/09
遊未
4
ヴァイキング系、ローマ帝国系とめちゃめちゃなスピードでヨーロッパの王家を駆け巡ります。ふたつの大戦を経て残ったのは10王家。20世紀以降が王家にとっていかに困難な時代であったことか。その中でしっかり成立しているのはイギリス。エリザベス二世亡きこの先どうでしょうか。2023/06/06
Go Extreme
4
イギリスがEUを離脱した歴史的必然 ローマ帝国解体で誕生したヨーロッパ王家 イングランド王家とフランス王家、歴史を動かした宿命の対決 英仏百年戦争の勝負を分けたブルゴーニュ公 ハプスブルク家とブルボン家が滅ぼしたイタリア・ルネサンス 宗教戦争を勝ち抜き、覇者となったフランス・ブルボン王家ーカトリックVSプロテスタントの宗教対立と三十年戦争 新興の皇帝、王たちの新たな戦いが、ドイツ、ロシアの礎をつくった 民衆に求められる王家、排除される王家 2つの世界大戦によって、ヨーロッパから皇帝、王が消滅2021/11/13
小林涼太
3
ここで言う世界史はタイトルの通り「ヨーロッパ」を意味するところではある。家系図がついているので非常に助かるが、その一方で土地が分からないため、もう少し地図は充実させても良かったかもしれないと考える。いずれにしても、世界史を苦手としている私にとっては大いに学べる本であった。2024/06/12




