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内容説明
元帝国ホテル・元シティグループの実務家からの目線で「おもてなし」の構造を論じた解説と、その背景となるかんがえかたをていねいに説明した画期的な一冊。構造がわかれば「対策」も可能なので、弱った会社を蘇生させ、強い会社には強固な経営基盤創造のためのヒントが満載。
(※本書は2015/6/29に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
banguicity
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私は宿泊業ではないが、ヒントになることがあるかと思って読んでみた。梅棹氏の引用にある、今の観光産業は、観光資源を見に来た人からただ絞り上げる「略奪産業」という指摘は非常に新鮮だった。また、「時間と空間を売る」というのは第二次産業的発想であり、本来的には、「全身的身体感覚」を提供する「感覚情報産業」であるべきという意見も納得できた。ただ別の章で、「感情労働」の負担軽減について書かれているが、個人的には踏み込み不足の感が強かった。仮に「理性労働」への転換に成功しても、その負担は依然として大きいと思うのだが。2017/10/17
Tsingdao Beer
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タイトルにつられて購入。内容は期待したものとは少々異なりましたが、これが超嬉しい大誤算。目からウロコの一冊でした。サービス産業を『情報産業』と捉える発想法、顧客視点に関する考え方、『働き方』と『働かせ方』などなど新鮮なヒントが満載です。これまでどおりのやり方では、これまで以上の結果は得られない。業種は異なりますが、まだまだ自分の職場や仕事も磨けるのではないかという気持ちになりました。実行するのが難しいんですけどね…。2018/02/16