講談社文庫<br> 掟上今日子の家計簿(文庫版)

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講談社文庫
掟上今日子の家計簿(文庫版)

  • 著者名:西尾維新【著】
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 講談社(2022/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065276525

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内容説明

眠るたび記憶がリセットされる名探偵・掟上今日子。
引き受けた事件は即日解決の彼女のもとに、今日も悩める刑事からの難題が舞い込んだ。
呼び出されたのはなぜか、事件現場ではなく遊園地。
依頼は、ある事件の容疑者より速く、巨大な脱出ゲームをクリアすることで……?

美人でおしゃれでお金が大好き。忘却探偵・今日子さんのタイムリミット・ミステリー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星野流人

52
短編集の今回のテーマは、クイボノ、叙述トリックなど、ミステリテーマが多めでした。ミステリ好きの方には、ぜひ読んでみてもらいたいエピソードが多かったですね。 「掟上今日子の叙述トリック」は物語の大半を叙述トリックの概説に費やしているんですが、自分が叙述トリック大好きなのもあって楽しく読めました。 単発で読むとなかなかに奇抜でマジかよとなるトリックの作品があったりもするのですが、その中でミステリテーマの作品をまとめてあることで1冊としての完成度がグンと上がっている印象です。…どのへんが「家計簿」だったのだろう2022/04/24

19
さくさくと♪今作は、警察からの依頼でした。謎解きが速すぎない?ちと置いていかれた感じです。2024/08/14

マッちゃま

15
いつも文庫化を楽しみにしているシリーズ第7弾。今回は4作からなる短編集。まあ〜いつもの煙に巻く様な登場人物たちの会話や思考の応酬にニヤニヤしながら読んでいました。二話目の「掟上今日子の叙述トリック」なるタイトルから、さて何処がどうなっているのか?変に頭を使いながら(変なのは毎度だろ)読みました。叙述トリックの分類分けに過去の名作を思い出しながらも最後まで読むと最速にして忘却の名探偵が出した謎解きに唖然…でも読み続けて呆然の「コッチかっ⁉︎」何がコッチか気になった方は本書を手に取りレジに並んでくださいませ♪2022/05/02

hnzwd

14
忘却探偵シリーズ第七弾。記憶が保つ1日だけで事件を解決するという最速の名探偵。ちょっと小粒だったかな。トリック分類のような掟上今日子の叙述トリックが、一番面白かったくらい。2022/05/28

ツバサ

12
今回はメタなミステリー構造談義と言ったところ。最初の事件の殺人動機にはこんなのもありかと新たな発見をしました。叙述トリックの講義は幅広いトリックの数々が知れました。心理実験、筆跡鑑定も今日子さんを通して、意味が分かって良いです。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2022/04/18/2100002022/04/16

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