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内容説明
昭和天皇伝の決定版!
昭和天皇でなければ、
日本は救えなかった。
立憲君主とはどうあるべきか。君主は政治とどう関わるべきか。
あの戦争で、終戦の「聖断」はどのように下されたか。
青年期の欧州歴訪を経て、国民とともに歩む立憲君主たらんと志した昭和天皇。現実政治の前で悩み、君主のあるべき姿を体現した87年の生涯を、宮内庁が24年の歳月をかけて編纂した正史『昭和天皇実録』をはじめ560点に及ぶ文献をもとに描く。
【第一部】君主とはどうあるべきか
序章 かくて「聖断」は下された
第一章 昇陽の日々
第二章 帝王教育
第三章 天子への道
【第二部】君主は政治とどう関わるべきか
第四章 青年君主の苦悩
第五章 満州事変と国際孤立
第六章 万歳とファッショ
第七章 二・二六事件
《昭和天皇に関する文献は数多あるが、本書は、(一)宮内庁が平成二十六年九月に公表した、正史といえる『昭和天皇実録』に依拠している(二)昭和天皇の言動を理解するため、時代背景を詳述している――点に、他書にはない特色があると考えている。加えて、激動の時代を追体験できるよう、分かりやすく、リアルな文章表現に努めてきたつもりだ。本書により、昭和天皇への理解をより深めることができればと願っている。》(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
N.T
4
「実録」をはじめ膨大な参考文献を参照しながらも読み易い、良い意味で新聞記者らしい評伝。上巻は二・二六事件まで。 中でも印象的だったのが天皇機関説問題などで政略に明け暮れる政治家(&軍部)とそれを煽るマスコミ。そして簡単に煽られる国民の姿。 今回の衆議院選のゴタゴタと二重写しになり、日本には民主主義政治、少なくとも政党政治は不可能なんじゃないかと暗い気持ちになった。 暴走する軍部がいないだけ平成の方がマシなのかも知れないけど…2017/10/01
あまたあるほし
1
まとめ本2018/03/10
ゆーみん
1
立憲君主とは何なのか。昭和天皇は君臨せずとも統治せずということが、立憲君主としての立場であると認識されていたようだ。それは、どういう教育を受けてそうなったのか。そのあたりを深く細かく突っ込んで記載されていれば良かったのにと思う次第。2017/09/23
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