講談社文庫<br> わたぶんぶん  わたしの「料理沖縄物語」

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講談社文庫
わたぶんぶん  わたしの「料理沖縄物語」

  • 著者名:与那原恵【著】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 講談社(2022/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065276488

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内容説明

「わたぶんぶん」は、沖縄の言葉で「おなかいっぱい」。
沖縄生まれの両親を通して親しんでいた沖縄の食べ物。ソーミンプットゥルー、ぽうぽう、ビーフン、うからいりちー、みぬだる、すば。それから、それから・・・。懐かしい思い出とともに美味しく食べて、おなかいっぱい。
じーまみ豆腐、らふてぇ、アーサ汁、ぐるくん、マンゴー、あの時、そして今、おいしいものを一緒に食べた人たち、食べものを通して繋がっている人たちのことを思い出して、胸もいっぱい。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

29
読んでいて幸せになれるような、沖縄料理のエッセイ。著書の叔父が著した「料理沖縄物語」は優れた作品だったが、こちらはもう少し軽く、そして日常にさりげなく沖縄料理が寄り添うようなテイストで、どちらの作品も文庫化したことだし、もっと広まってほしいところ。2022/07/22

Nao Funasoko

25
沖縄本島こそほとんど経験ないが、宮古島へは30代から40代半ばまで何度となく通ってた。島で出会い親しくなった友人やらその家族やらと共に食べ飲み語らった時の愉しさと記憶の中の美味しい味を思い出させてくれた。 今はもうすっかりご無沙汰しちゃっているが、いつかまた皆とおとーりを回したいな。 2022/08/18

みなみ

21
「わたぶんぶん」という言葉を初めて知ったけれど、沖縄の言葉でお腹いっぱいという意味らしい。沖縄の美味しそうな料理が思い出と共に語られるエッセイだが、登場する人達も穏やかそうな人が多くて、おおらかな人が多そうなイメージどおりだった。沖縄そばやじーまみ豆腐、らふてぇ、みぬだる、ソーミンチャンプルーなどなど、沖縄料理が食べたくなりつつ読了。2024/09/24

ミサ

11
両親が沖縄出身のライターが、東京の沖縄料理店や沖縄、奄美大島で食べた料理について書く。食を通しての人との出会いや沖縄の歴史や文化にも触れられて、レシピのように描かれる調理法から料理へのイメージも膨らむ。料理も文章もそれを作る人が出るって所に感銘を受けた。2022/08/05

ごま麦茶

6
沖縄にルーツを持つ著者さんのエッセイ。「わたぶんぶん」は、沖縄の言葉で「おなかいっぱい」だそうです。沖縄料理についてのエッセイかと思ったら、料理の紹介だけではなく、それにまつわる思い出や、沖縄文化のお話まで。南米ボリビアに移民村があるのは知りませんでした。料理も馴染みがないものが多く、調べつつ、食べてみたいなぁと思いを馳せたり。周りの人達とのやさしい想い出にじんわりと心があたたかくなりました。いかすみ汁がいちばん食べてみたい!行ってみたいなぁ、沖縄。2025/05/23

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