内容説明
綺羅星のごとき文学者との交歓
日本文学研究は、終りのないライフワークである――。古典作品への愛、三島や谷崎との交流などを思いのままに語ったエッセイ。
※この電子書籍は1979年9月に文藝春秋より刊行された単行本を底本としています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
花陽(かよう)読書会
1
ドナルド・キーンにとっての「日本」とは何か?を垣間見せてくれる1冊。著者がコロンビア大学で師事していた担当教授であった「角田 柳作(つのだ りゅうさく)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%92%E7%94%B0%E6%9F%B3%E4%BD%9C との交流や、二次大戦中に日本語通訳だったことなど…著者にとっての「日本」が浮き彫りになっていて興味深かった。著者は「日本」へ魅了され、その研究活動に、心枯れることがなかった、という。その「魅力」とは何なのか?著者が語る。2022/10/11