内容説明
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青い瓦屋根、白い塗り壁、モザイク画のようなタイル――。
街でよく見かける、あの“南欧風マンションの歴史とディテールを深掘りする一冊です。
白い塗り壁のタイプ別紹介や
タイルのパターン、バルコニーのデザインの違い、
レトロなステンドグラスや個性的な塔屋ほか、
住人インタビューと住まいについて詳細に解説。
高度経済成長期に誕生したマンションシリーズが
今なお愛され続ける理由がわかります。
巻末には全国134棟の秀和レジデンス一覧も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おかむら
28
青い瓦と白いウロコ壁の都内ではお馴染み秀和レジデンス、昭和の時代に建てられた特徴的なあの マンションを偏愛する著者による徹底ガイド! タイルや面格子、壁やライト、館銘板まで一棟一棟違う意匠や色合いの細部を愛でまくってます。楽しいわー! 昔は南欧風がなんとなく気恥ずかしかった秀和レジデンスも、時を経ていい塩梅にヴィンテージマンション化して、カワイイ物件となってます。住んでる方のオサレリノベも見どころ! 図鑑の名に相応しく写真や解説が充実しててとても素晴らしい本!2022/05/27
おいしゃん
27
都内の至るところで見かける、古いけどなんだか南欧風でお洒落なマンション。それがこの秀和レジデンスだということを初めて知ったが、細かい装飾が決して安っぽくない裏には、こんなにも作り手の工夫があったのかとびっくり。住民もみな素敵にリノベーションしており、ついつい住みたくなってしまった。2022/07/28
練りようかん
13
何ヶ所かで見掛けた青×白の特長的な建物。同じデザイン事務所なのか色々と気になっていた。カラー写真がとんでもなく魅力的。数行のキャプションであってもファン心理をくすぐるコメントがツボを押さえていてしげしげと見入った。タイルの配色、かわいい面格子、壁の模様など微妙な違いが面白い、個性とゆとりの好バランスにあの時代の日本はゆたかだったんだなと感じた。1964年からの遍歴は興味深く、創業者の偉大さに驚いた。また住人のお宅拝見はのびのび空間を使っているのが印象的で、ビンテージマンションの素敵さを学べた。楽しかった!2023/05/02
らっそ
9
以前は憧れた秀和。不動産のことを少しお勉強して、古い分譲マンションの負の側面も知ってしまったので、冷静に読むことができた。大阪に2棟(茨城と八尾)あるのが驚き。アーベンでもないし、高級な雰囲気もないけど、何故だろう?2024/02/13
チョビ
6
実家の近所に複数あるし、仕事や遊びに行った先々でも「似たような」物件があるのでちょっと気になるくらいだったが、「管理組合」のユニークさで有名なレジデンスの存在が、この本に手を取らせた。管理組合の提案をしたデベロッパでもあるということで、なんとも皮肉に感じるし、マンションは生き物と思う。取材対象はどこもいい管理組合なのだろうし、それも資産なのだという認識を改めてする。ただし、この本の一番いいところはビンテージのリノベ術と、昔の地下鉄の路線図!東西線と三田線の色が逆だ!2022/05/08
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