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内容説明
男は見た。猛々しく繊細で、力強く美しい一人の権力者をーー。男の名はマキャヴェッリ。極限の統治技術を説いた稀代の毒書「君主論」を著した男。そうして、彼にこの本を書かしめた権力者はチェーザレ・ボルジア。15世紀。イタリア統一を夢見、ときに残虐にも見える方法で次々と版図を広げた男ーー。現代も生きるリーダーシップ論。権力と統治の方法を喝破した永遠の名著を完全まんが化。
第一章 君主とはなにか
第二章 君主の力量とは
第三章 君主が備える性質とは
第四章 君主が取るべき行動とは
終章 ルネサンスーその終焉と終わり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐっちー
13
後世に悪書の烙印を押されてしまう『君主論』だが、ここ数年は誤解ですよ、リーダーシップの本ですよという気運がめざましい気がする。原典はとにかく読みにくいので、漫画ならばと思ったら、チェーザレさんかっけー本だった。原典行く前にこれを読んでから、塩野七生の『我が友マキャベリ』『チェーザレ•ボルジア あるいは優雅なる冷酷』とか惣領冬美の『チェーザレ』行くコースが個人的にはいいかなと思います。2020/08/30
朔麻
3
マンガで読むとすぐに終わる。チェーザレ・ボルジアと出会ったことで君主論を書くことになった。漫画ではなく次はかみ砕いて書かれている文章の本を読もうと思う。君主に必要な性質はともかく、行動には驚かされる。ほんとうに腹心の部下に対して行ったのだろうか…。2021/05/07
パン
2
表紙のイケメン度で購入。 マキャベリズムという言葉から単なる残酷な君主の独裁の話かと思ってたけど、人間所詮残酷なので刺さるシーンも多かった。本文はやっぱり難しいけどまた頑張って読もうと思えた入門書2023/02/02
カピリコ
0
今まで読んだ漫画の中で1番カッコイイ男は川原泉の『バビロンまで何マイル?』のチェーザレ・ボルジアだと断言する。そのため君主論にも興味はあった。実際講談社学術文庫の君主論も買ってあるし。だが読むには腰が重い。そんな時に出会ったのがコレ、なんと美しい表紙だろう。このタイトルならほぼ確であのチェーザレだろう。漫画なら読みやすいし、とっかかりとしては易しい。しかもチェーザレをメインに書いてくれるならこれはもう買いでしかないんだな。実際チェーザレはカッコイイし、とても面白かった。政治の話なのでルクレツィアは出ない。2022/12/09
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