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内容説明
近代史から消された男! 日本が揺れ動くとき、いつも微動だにせず進むべき道を示した最後のサムライ。西郷隆盛の志を継いで日本とアジアの真の独立を目指しながら、戦後はその存在を全否定、あるいは無視されてきた叛骨の男の実像。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Masakazu Fujino
12
明治34(1901)年、「冒険世界」という雑誌が「痛快男子十傑」の投票を募った時、頭山満は「現代豪傑」第一位に選ばれた。得票数は頭山満11,538、三浦梧楼8,731、乃木希典7,377、河野広中7,058、大隈重信6,643である。他の著名な政治家・軍人をしのいで一介の民間人がどうしてこんな人気を得たのか?また、インドの独立運動や中国の孫文を熱烈に支援しながらも、戦後は右翼と言うことで顧みられることがなかった。私の故郷北九州八幡には本書にも登場する巨大な忠孝の字が刻まれたはまぐり岩があり、子どもの頃から2023/03/09
SAKU
2
玄洋社という名とともに、右翼の親玉という印象が刷り込まれてる頭山満に迫った圧巻の大著。福岡から日本そしてアジアへとその活動スケールは大きく、孫文、ボースなど、アジアの革命家たちを助け、信頼関係を築いた。行きすぎた個人主義とともに西洋化していく日本を憂え、アジアの団結を唱え、その考えのもと行動をしてきた。選挙干渉など、すべての行動が良かったかは疑問符がつくが、国のためを思い、私心なく行動する様は、ラストサムライと言える。泉下の頭山は、当時より、個人主義が進み、西洋化が進んだ今の日本を見て何を思うだろうか。2023/04/30
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