内容説明
※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。
再エネの急拡大、そして原子力の在り方が議論される今、エネルギーの「セキュリティ」を考える
「セキュリティ」という単語は、安全、保障、防護などの意味を持つ言葉ですが、電力・エネルギー分野におけるセキュリティは、変化する社会情勢に左右されることなく、エネルギーを安定的に、環境に優しく、かつ適切な価格で供給できるよう確保することです。
本書では、エネルギーセキュリティの考え方といった基礎的なことから、エネルギー政策の変遷を、温暖化対策を軸に紐解くとともに、今後、一層の躍動が期待される新技術の動向などについて体系立てて説明し、2050年ゼロエミッションに向けたエネルギーセキュリティについて、どこよりもわかりやすく紹介します。〈有馬 純×市村 健 対談収録〉
目次
■ Prologue 3E+Sの最適解を求めて
■ 1章 エネルギー政策基本法成立から20年
■ 2章 2050ゼロエミッション-京都議定書とパリ協定から読めるメッセージ
■ 3章 エネルギー安全保障に資する脱炭素の切り札はあるのか
■ 4章 対談 有馬 純× 市村 健 「ニッポンの電力危機を回避せよ!未来への提言
■ Epilogue 導かれる解
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナタデココ
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世界最悪と言っていいほどの劣悪なエネルギー事情に眩暈がする。裏を返せば、一握りのとんでもなく優秀な人が我々の当たり前の生活を支えてくれているんだよな。感謝。経済戦争でのボコされっぷりが光る京都議定書のくだりにはがっくりくる。洋上風量発電と水素による貯エネには可能性を感じた。エコとエゴが折り合うにはこの辺りの産業の発展が不可欠。昨今の電気料金値上げにより、原発再稼働に勢いが付いたのは不幸中の幸いなのかもしれない。再稼働したくてももうできません、となるほど細る可能性は十分にあるのだ……。図書館。2023/06/02
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