内容説明
ひたすら念仏を唱えることで、誰もが往生できると説いた法然。貴族的な平安浄土教と訣別し、信望と誹謗を受けながら庶民救済への道を開き、鎌倉時代の仏教に大きな影響を与えた。近年発見された法語集「浄土宗見聞」や著作『選択(せんちゃく)本願念仏集』などから生涯を辿り、その思想と教えの特徴を読み解く。仏教史上画期となった浄土宗開祖の等身大の姿に迫る。
目次
鎌倉浄土教の先駆者―プロローグ/「浄土宗見聞」より見た法然(大徳寺本『拾遺漢語灯録』の発見/法然の出家と遁世/大原での機根論談義/浄土宗を立つる意趣/東大寺講説)/建久九年の出来事(三昧発得と『選択集』の撰述/選択の一義/病中の別時念仏/一向専修の宣揚)/「浄土宗」の形成(「入室の弟子」「同法」、そして「念仏の上人」/有力弟子・御家人の入門/『選択集』と御影の授与)/元久の法難(専修念仏者への非難/「興福寺奏状」の構文と第一の「失」/興福寺の重訴と朝廷の対応)/建永の法難(後鳥羽院の私刑説/法然の臨終)/信・謗ともに常の人に超えたり―エピローグ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomozuki Kibe
2
著者が友人の父上なので頂いた。文章はいたって平明で初学者向き。仏教の詳しいことはよくわからんが法然の伝記として興味深く読めた。それまでの南都六宗などの宗は「仏教の学派」であったのが、法然は教団としての「宗派」に変えたこと、そのことを理解できなかったことが、後年に明恵が法然を批判する理由となったのだろう。2020/04/11
べっきぃ
0
著者が友人の父上なので頂いた。文章はいたって平明で初学者向き。仏教の詳しいことはよくわからんが法然の伝記として興味深く読めた。それまでの南都六宗などの宗は「仏教の学派」であったのが、法然は教団としての「宗派」に変えたこと、そのことを理解できなかったことが、後年に明恵が法然を批判する理由となったのだろう。2020/04/11
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