内容説明
クラスに叱るルールはいらない!
教師の工夫ひとつで問題行動が減り、
子どもが元気に前向きになるクラスがつくれる!
子どもを叱るよりもうまくいく方法で目的を達成できるやり方を
伝える、めがね旦那の著書第3弾!
子どもを押さえつけるのが本当に正しいのか?
もっと子どもが自分で考えるように成長していく方法がある
のではないかと悩んでいる若手教師の方に
ぜひ読んでほしい1冊です!
目次
第1章 叱るとクラスはうまくいくのか?
荒れたクラスを抑えた先生
僕と5人組の戦い
力のぶつかりあいは敗者を生む
第2章 「叱らないですむ」クラスをつくるために
子どもはすぐに変わらない
教室は毎日通うところ
働きかけは子どもよりも環境
第3章 叱り方の神話に縛られない
有効な叱り方のパターンはあるのか?
「叱る」をめぐる神話(1) 「怒ると叱るは違う」
「叱る」をめぐる神話(2) 「なめられてはいけないから叱るべき」
「叱る」をめぐる神話(3) 「叱れば子どもはすぐ変わる」という期待
「叱る」をめぐる神話(4) 「放っておけないから、愛情があるから叱るのは当たり前」
「叱る」をめぐる神話(5) 「基準を設けて、基準を超えたら叱るべき」
「叱る」をめぐる神話(6) 「社会に出たとき困らないように、叱られることへの耐性をつける」
「叱る」ことの副作用――叱るは「叱るの連鎖」への入り口
結果として子どもの復讐心を正当化してしまうという副作用
叱られないために「何もしない」無力さを学ぶという副作用
第4章 叱るよりも明らかにうまくいく方法
「先生は怒ると怖い」よりも、「君たちは自由だ」と伝える
「忘れ物指導」をしなくてよくなる方法
(1)毎日忘れがちな学用品は持って帰らせない
(2)家庭への配布物などはランドセルに一緒に入れる
(3)家庭から持って来る物は「直前に言わない」「あらかじめ家庭へTEL」
授業中に叱らなくなる方法
(1)課題が終わらないなら定量制から定時制にする
(2)授業中に集中していない子どもは叱らなくていい
(3)手遊びも実は叱る必要がない
(4)授業中のトイレは自由――子ども自身の自覚を待ってOK
子ども同士のトラブルが少なくなる方法
(1)よくケンカする子どもたちには距離を取ることを教える
(2)いじめにつながりそうなときは加害児童とまずつながる
(3)当番活動などのサボりには人員の余裕で対応を
(4)給食指導、苦手なものは爪の先まで減らす
子どもと無理な約束をしなければ叱らないですむ
子どもに必要以上のしつけをしない
周りの教職員へのアピールとして叱るをやめる
子どもの心の動きをより深く学ぶ
先生がイライラしないことが一番大事
第5章 「叱る」より「諭す」とクラスはうまくいく!
まずはしっかりと出来事を受け止める――丁寧な事実確認を
感情を込めずに淡々と――怒りに注意
時間は短く――時間と効果は正比例しない
改善策を提示――ここが腕の見せどころ
Uメッセージではなくて、Iメッセージ――「あなたは~」ではなくて「私がどう思ったか」
教員側はすぐに切り替える
人格に対してではなくて行為に対して
ロジカル・ハラスメント
「叱る」必要のないシステムをつくる
「叱る」ことで失うもの
教師の言動をマネする子どもたち
権威に頼らず、一人の人間として思いを伝える
そもそも指導の目的は「反省を促す」
あとがき
感想・レビュー
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のぶのぶ
家主
nanaco-bookworm
森山洋輔
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