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内容説明
水は、液体、気体、固体の三態の状態変化をくり返しながら地球をめぐり、さまざまな気象現象を起こしています。そして、陸の水の77%は固体の水である雪と氷がしめています。本書は、その雪と氷がくり広げる美しい世界と、そこにかくされた固体の水のひみつを神秘的な写真とともに紹介。宝石のような雪の結晶、粘性をもつ雪がつくるふしぎな冠雪・着雪、モンスターのような樹氷など、おどろきの世界が広がります。また、なぜ氷は水にうくのか、なぜ雪は白く見えるのかなど、自然科学の知識も紹介されており、冬の魅力がいっぱい詰まった一冊です。 [第1章]雪のひみつ:雪の結晶の誕生と成長/雪は天から送られた手紙/積もった雪がつくる形 他 [第2章]氷のひみつ:湖にできる氷/川の流れがこおった/御神渡り/北の海をうめつくす海氷 他 [第3章]雪や氷のなかまのひみつ:霜/霧氷/樹氷とモンスター/大気中を漂う氷の結晶 他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
頼ちゃん
7
「おかしなゆき ふしぎなこおり」の関連本。同じ著者で同じ写真が多く使われている。内容は難しいところもあるが、ふりがながふってあるので、中学年から読めるかな。2018/12/23
pocco@灯れ松明の火
6
冷えるとこんなに綺麗。固体の水のひみつ。雨、露、雫、霜、霧・・・。2013/09/10
兎に角うさぎ
0
PHPのこのシリーズならとうに制覇していそうなテーマなのに初出だったらしい。多くはないけれど時々目を引く解説が…。積雪した雪の特徴と仕組みや雪の付着、なだれの図解などは珍しくないと思うのですが「電線着雪(電線に雪がぐるっと巻きつく)」のでき方は初めてみたかも。雪の特質を知ると、どうして不思議な形に雪が積もり解けるのかが分かるということだと思います。霧氷や氷紋も出来かたが分かりやすいので、ブックトークには使いやすそう。でも・・・湿った雪とか乾いた雪って実感できるのは雪国の子たちだけな気がする(笑)2012/01/11