内容説明
両親の死をきっかけに人と関わることを遠ざけていた高3の染谷悠介。ある日、学校の中庭で眠る女の子に心配して声をかけようとすると、彼女はクラスの人気者の日向佳乃だった――。寝起きの彼女に突然頼まれたのは「私の夢の正体を見つけてほしいの」という唐突すぎるもの。渋々了承し一緒に過ごすうちに、ふたりの距離は縮まっていく。お互いの秘密を打ち明けようとしたとき、彼女が倒れ、余命わずかなことを知り・・・。さらに彼女の夢にはふたりを結ぶ隠された秘密があった――。消極的な染谷と天真爛漫な日向の純愛物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
14
「私の夢の正体を見つけてほしい」 男子高校生の染谷は、クラスの人気者である日向佳乃に頼まれる。 距離が近づいて一緒に過ごすうち、2人の抱えた秘密が明らかになっていって── 夢の正体が予想していないもので、驚きと感動を味わえました。 逆に珍しいくらいの王道ストーリーで、ザ・スターツ!という印象を受けました。すごく読みやすかったです。 メインの2人が魅力的なのはもちろんなのですが、個人的に五十嵐先生が好き。 子どもをしっかりと見守れる素敵な大人で、まさに理想の教師でした!2022/05/29
栗山いなり
7
とある事情から人と関わることを避けていた少年が学校の中庭でクラスの人気者の少女と出会い恋に落ちる物語。内容については特に言うこともないけどスターツの小説って読みやすいよなぁと感じた次第2022/04/09
美羽
4
これを読んだのは去年の夏頃で、この物語と時期が似ていました。 普段、人と関わらない主人公。 けれど、とある小さなことがきっかけで同学年の女子に頼まれます それがきっかけで二人の仲は縮まりますがその女の子はとある秘密を抱えていた……。二人の物語が、とても素敵です。
ゆい
1
★42022/05/16
マロ
0
陰キャが陽キャに振り回される話。実は幼い頃に会っていて性格が真逆だった、というのがありふれすぎていて感情を動かされなかった。主人公が顔を覚えられないというのは踏み込んだなと思った反面、乗り越えるのが早すぎる印象を抱いた。タイトルでヒロインが余命あるような書き方なのに、いったん違うと思わせてからの、やっぱり余命というのはひねりすぎたように思う。2024/08/19
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