竹書房怪談文庫<br> 信州怪談 鬼哭編

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竹書房怪談文庫
信州怪談 鬼哭編

  • 著者名:丸山政也【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 竹書房(2022/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801930384

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内容説明

体験者を取材!
長野県限定、今も起きている心霊ガイドブック!

飯田市の大火のあと、桜の根に女の黒髪が…
軽井沢のテニスコートに出没する影だけの女
長野市の映画館。白い手だけが肘掛の上に!
諏訪湖の花火大会で亡き友に会った
小諸大橋から黒い影が飛び降りる!
天狗岳の遭難者が夢に出てくる

松本在住の著者が長野県で起きた怖い話を蒐集、徹底取材して綴った郷土愛と恐怖溢れる一冊。
・具合の悪い息子を連れて夜間に訪れたとある病院。そのまま入院することになったのだが…「郊外の病院」(松本市)
・ビジネスホテルの窓ガラス清掃作業中、カーテンの隙間から目撃した恐怖…「ブランコ作業」(上田市)
・雲ノ平の山小屋周辺で起こる怪異の数々…「見つかった白骨」(飛騨山脈)
・須坂村の塚から鬼の髑髏が出た!現代にまで受け継がれる恐怖譚の数々…「怪奇な民話」(信州各地)
・出張先で見た夢は台風19号の大災害…「回避した者たち」など。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

62
実話怪談集。ご当地怪談集ではあるが、普通の実話怪談とは違い民話や大正昭和という過去の話が多いように見受けられる。その為凄惨な話も含まれるものの、どこか過去の駘蕩とした空気を纏っているような気も。というか昔テレビで見て震え上がった「十六人谷」って長野の話だったんですね。あと白眉とも言えるのは過去の怪異を扱った新聞記事を収録している部分。怪異をあるべきこととして淡々と取り扱っているのは実に興味深い。ご当地実話怪談は数多く出版されているが、本書はローカルという部分を前面に出してそれが成功しているいい本だと思う。2022/04/12

モモ

47
ご当地怪談シリーズ。信州は2冊目。わりと最近ニュースになった事件に関する幽霊の話があり、おののく。新聞に載った怪異もあり、新聞に怪現象が載せられていたことに驚く。今回もなかなか楽しめました。他の地域の怪談も読んでみたい。2022/08/07

あたびー

41
直前に読んだ実話怪談に比べ、民話や明治大正の新聞記事からの話題などものっていて、ちょっとほのぼのした空気だった。全国屈指の山岳県でもあるので、山の怪談もいくつも収録されていた。信州が大好きで年に数回訪れる。私は信州で怪異に会ったことはないけれど、これからはキョロキョロしてしまうかもしれない。2023/02/20

澤水月

13
山の話多い。BBQ!(前著未読だった)。新聞に載った怪談集は面白い試み。結構昭和まで全国一般紙にも怪談載ってたなと懐かしく2022/04/26

てまり

10
ご当地怪談シリーズ。信州版2冊目らしい。 どこでも起こりうる実話の中に、山や自然に対する畏れにまつわる話が点在する。 いかにも山に囲まれた土地柄らしい。 怪異を回避した話が面白かった。 民話や明治大正からの新聞記事など、時代を遡った話が多いのも変わった味わいで楽しめた。2022/07/27

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